みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

土偶展-東京国立博物館

2010-01-12 22:55:36 | みる
立派なガラスケースに収められ、スポットライトを浴びている土偶たちに会ってきました。

「わてらほんまはこんなんちゃいまんねん」
「まぁまぁ、こういうのもありっちゃぁありなんちゃう?」
「あたしたちのれぞんでとるちゅうの?わかってもらうの、むりむり。すきーまちゅうの?ちゃいすぎるぅ」
「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさいわね。ずぅぅううっと語らぬ美学でやってきたんだから、いいの!だまってなさい。」

なんてことあるわけないけど、土偶たちのお喋りまで聞こえてきそうなとても楽しい展示でした。


七草粥

2010-01-07 23:53:43 | たべる
昨夜、近所の八百屋さんにて250円で購入し湯通ししてから刻んでおいた七草パックを仕上げに混ぜ合わせて、今朝お粥を炊いた。卵の黄身をおとし、お醤油まぶした削り節と梅をトッピングしてどんぶりいっぱいに食べてお替わりもしてから出勤。食べすぎだけど、それほどお腹も苦しくならなくて心身充実してくる気がするのがいい。お昼もお粥。さすがに夜は違う味がほしくなり、ありあわせの玉ねぎと人参、豚肉、しめじ、エリンギを適当にごま油やら、コチジャンやら、豆板醤やら、オイスターソースやら砂糖、酒、醤油やらで炒めたものに、春雨代わりにマロニーを混ぜ合わせて、それなりチャプチェを食べる。
そういえばね、落合恵子さんの『午後の居場所で』という本に、正確な文章は忘れちゃったけど、あちゃらのレストラン、こちゃらのお食事、じゃなくって、もう自分で作って食べるのが一番美味しい、ってそれも自分で働いたお金で用意した食材で、というようなことが書かれてあって、実にその通りと頷いたのでしたが、わたしはご飯作っている時間て好きだけど、とてももったいなくも思うのよね。台所にたっていると1、2時間あっという間に過ぎてしまう。映画1本、観れちゃう。その時間の貴重さを思うと、作りたくない、でも、作った方がお得だし、口に合うし。
作りたくない、でも、自分で作ったものが食べたい、て、この矛盾は解決される時がくるのかしら。

それで、ごはんのことで頭いっぱいになっている合間を縫って観た映画は

【映画館】

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

やっと観れました! 見事な芸人ていうのは、ジャンルも国も時間もみる側のレベルも超えちゃうものなんですね。

【DVD】
バロン
 少女が大人の男にものがたりをせがむ、という筋に落下の王国を思い浮かべました。少女はなぜ大人の男の迷走する空想話をこれほどまでに切望するのでしょうか。

こんなのみたんだっけなぁ。

2010-01-03 18:17:36 | みる
【映画館】
     パブリック・エネミーズ
2009年12月30日、年の瀬駆け込み鑑賞。映画館に通い続けることすら難しいのね、という日々の中でも、ささやかに映画づいてた年の終わりにご褒美のような映画でした。登場人物の心情の描かれ方に深みがない、という指摘もあるようですが、どっこい、逆に、ワンシーンだけで痛いくらいに感じさせる演技に、ますます惚れ惚れしていまいますジョニーデップ様。
   
     ヴィヨンの妻

   母なる証明(期待のポン・ジュノ監督作品。封切日に観に行きました♪)

     沈まぬ太陽

【DVD】
     ブロードキャスト・ニュース

人のセックスを笑うな

どこかで見たレビューに「人の撮り方を笑うな」というコメントがあって思わず笑ってしまいましたが、たしかに独特な撮り方です。ほのかな退屈さ加減がそのまま日常っぽくて、わたしは好きです。

    容疑者Xの献身

     レッドクリフ Part II-未来への最終決戦-

     ストレンジャー・ザン・パラダイス

うーーん。存在の耐えられない退屈さ・・・?

   ザ・フォール/落下の王国

     ペレ

救いのない映画といえば、ダンサーインザダーク、ミスト等思い浮かびますが、この『ペレ』のじわじわとした漠とした救いようのなさ。ペレは後に成功者となるようですが、この映画には描かれていません。ただただどこまでもどこまでも救いもなく、道もないところを歩いて行くだけです。

   クライマーズ・ハイ

    灯台守の恋

   東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

なんといてっても、オダギリジョー様ですから。
樹木 希林さんに目を奪われっぱなしでしたが。

   パッセンジャーズ

    グエムル-漢江の怪物-

    ムーラン・ルージュ

2010年 よろしくおねがいいたします

2010-01-03 14:13:29 | 散歩する
  

1月1日 朝6時30分 清水港からフェリーで駿河湾に乗り出し初日の出を見ることができました。なぜか・・?日の出位置だけを黒く厚い雲が覆っていて焦らされ気味のご来光待ちでしたが、さすがお日様です。黒い雲の奥から赤い光を徐々に強く放って悠々堂々の登場でした。

その後、久能山東照宮へ初詣。「いちいちごくろうさん」の愛称?で呼ばれているらしい1159段の階段を経ての参拝です。事前に筋トレが必要かしらと思ったほどの階段数ですが、実は段差がとても低くなだらかなつづら折りで、上るにつれて眼前に海の広がる参道はぜひ歩く価値ありです。ロープウェイという選択肢もありますが、心配するほどの脚力要らずでした。






本殿の脇に植樹されていた家康公みかん・・・美味しそうでした



◇この新年のテーマは二つ。

一つはひとりで迎える新年。さてどう過ごそうか。
カウントダウンライブが第一希望でしたが、年末の慌ただしい中、ふと気がつけば行きたいと思えるライブは、軒並みチケット販売完了。ならば、温泉でゆっくりしたいものだと思ってもこの時期一人客を歓待してくれる悠長な宿も探し難い。
という流れで初日の出&初詣バスツアーに初めて参加しました。
深夜仮眠バスをどう快適に過ごすか、これがサブテーマ。
100円ショップでエア枕とエアクッションを用意。それに軽いスリッパ。プラス、アルミシート。これは毛布のようにかさばらないのに暖かい。今回、わたしは窓際の席だったので、かなり冷たい空気が触れたため、アルミシート面目躍如でした。それから保湿マスクと飲み物とおにぎり!夜中にお腹が空くんですよね。おにぎり握って持参していたので、それをもごもご食べたら、その後、眠りに入っちゃいました。しっかり睡眠をとることは叶いませんでしたが、後日、身体が痛むようなこともなく、予想していたよりも車内快適に過ごせました。

二つ目は、ご来光待ちの際の防寒。
寒がりのわたしが、出来るだけ快適にお日様を待つためには。
上から、耳当て付きの似合わない帽子。
タートルセーター、コートもすべてハイネックの上に尚、マフラー。
ミズノのプレスサーモ中厚タイプババシャツ+カシミアタートルセーター+ジャージ上着+ダウンジャケット腰まで丈+ダウンコート膝下丈。
ストッキング+スパッツ+パンツ+防寒パンツ+ウール100%レッグウォーマー+ムートンブーツ。 あ、あともちろん手袋。手首毛付き、革 以上。
幸い、お天気に恵まれたのでお日様が照らす時間帯での初詣にはここまでの重装備は必要無くて、ショート丈のダウンジャケット一枚でも暑いくらいでしたが、
船のデッキの上で初日の出までの時間はWダウンジャケットでもやはり寒い。
ただ、これくらい着こんでいると寒冷気温に身体が慣れるに従ってかなり楽に過ごせました。


1時間遅れで無事東京に戻り、両親、兄弟、息子、娘と新年会。
毎年、毎年、度肝を抜くほどの料理を並べる母が、毎年毎年、「今年は、もう作らない!」宣言をし、年末、体調を崩していたので、今年こそ本当に作らないだろうと思っていたのに、長年培った性とはすごいものです。美味しい新年会を今年も味わうことができました。
・・・って、おまえも作れよ!・・・・・むり