自分の子どもの事、分かっているようで分からないものですよね。
ましてや一人目の子なんて、何が何だかさっぱりわからず子育てしていたように思います。
私たち鍼灸師のがお子さんにおこなう治療ですが、夜泣きを少なくし寝る子にする、昼間のキーキーを少なくする、おなかの調子を整える、湿疹を出さなくする等々、多岐にわたります。
東洋医学の考えを基に触れる治療をすることで、医師や保健士さん。助産師、看護士さん、保育士さんとは違った角度からお子さんを診ることができるのは強みだと思います。
治療ですが、お子さんの不調を良くすることだけでなく、親御さんではなかなか分からない、お子さんのよいところ、を伝える作業も大切だと思いお話させてもらうようにしています。
実際、他の子と比べると自分の子どもが見えなくなってしまうこともあると思います。
でも、それをされるとお子さんの心に棘が刺さることもしばしばです。
他の作と不作を観るべからず。ただ己の作と不作を観るべし
お釈迦様が言ったこの言葉「他人が何をしたか、しなかったかを一切観るな。自分が何をしたか、しなかったかだけを観よ。」という意味があります。
誰かと自分を比較するのではなく、自分だけを見つめてみる。それを子育てに応用して「他の子と比べるのではなく自分の子どもだけをみつめてみる」みたいな、そんなことも考えつつ子育てしてもらえたら嬉しいです。
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