胆石症のガイドラインでは、胆石のリスクには夜14時間以上など、長期間にわたってごはんを食べない事が挙げられています。
【2023年11月のブログです】
動物の世界において飽食はあり得ない。ある程度の飢餓を想定して体はできている。でなければ生き延びる事なんてできない。だから飢餓には耐性があるが飽食には耐性が無い。
16時間断食を始めて20日が経った。とりあえず楽しくプチ断食をしているが、そんな中、泌尿器科の先生からプチ断食と胆石の関係について指摘があった。
まずは胆石について。脂肪の分解がその役割の一つである胆汁が何らかの原因で固まったものを胆石と言う。特に肥満（Fatty）、40代（Forty）、女性（Female）、たくさんお産をされた方（Fertile）に多いので「胆石は「4F」にできやすい」とこの記事にはあった。そのほか胆石症のガイドラインに「14時間以上長期間にわたってごはんを食べない」事も挙げられている。どうも胆のうの中でスタンバイしている胆汁の出番がプチ断食によって無くなり、胆汁のコレステロールの成分が増え、胆石ができやすくなるそうだ。
そのリスクを避けるためには果物、野菜、ナッツが良いらしい。また魚に含まれるEPAという油が胆石予防になるのではないかというデータもあるそうだ。プチ断食は高血圧や糖尿病など生活習慣病対策にも有効だと思われるので、やるとしたら意識して野菜を摂り、肥満にも気をつける事で対処ができそうな気がする。
私としては、プチ断食のトラブルの一つが胆石程度か、という気持ちが無きにしも非ずなのだが、その分野の専門家が警鐘を鳴らし続けざるを得ないのは十分理解できる。とりあえず、プチ断食だけでなく本断食についても医師の見解は是々非々さまざまな感じばする。太古の昔よりコミュニティのイニシエーションや宗教等の修行、そして健康法とも結びついて語られてきた断食だから、多くの意見があって当然だろう。なので特殊な一場面から批判するにはあまりに雑な意見のような気がしてならない。
そんな事より断食にダイエット効果は期待してはダメだ。改めて断食を調べてみると、ほとんどのサイトでダイエット効果を期待させる文言が述べられている。そこじゃない、絶対それを意識させるべきではない。結果ダイエットになってしまったというのならまだ良いかもしれないが、ダイエット目的での断食は必ずリバウンドと称する不都合が生まれる。それこそ胆汁ドバドバやば胆石、百害あって一利なし、必ずや将来に渡り内蔵脂肪に悩まされる事になる。
【2022年10月のブログです】
前回途中から１食にしました。瞑想している最中、お腹が股関節を圧迫して痛みが強くなるのかと考えたからです。それで途中から１食にして楽になったのを覚えていたので、今回は最初から毎朝の１食だけにしてコースに参加しました（断食はダメだと書いてありますが、食事を1回だけにするのは良いかと思いここに告白します）。
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