「おおしたさん」のブログです

このブログは2005年6月に始めました。鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

6月の東洋はり医学会本部例会が終わりました

2010年06月13日 | 東洋はり医学会

昨日の土曜は暑い一日でした~

朝、イチョウ並木を歩きましたが、木陰は気持ちよかったですよ!

 

ということで…先週は忙しかった~。

結構時間の融通がきいたので、ブログも更新しまくっていましたが、いやぁ…疲れた~!!

 

ということで何か書かなくちゃ!と思い、もう日曜だというのに、先週の東洋はり医学会本部例会の報告をさせてもらいます

 

朝9時から夕方6時までみっちり勉強…

  !!!それだけかい!!!

 

 

本部で勉強した事を来週20日(日)に行われる渋谷支部会の前に追試検討してみようか…ということで、メーリングリストを使って募ってみたところ、かなり膨大な量に……。

東洋はり医学会渋谷支部

そしたら皆さん反応が早すぎる!!

  • 適応側の判定であるが、本証の切経をしてみると流注上に虚実の反応が出る場合が多いが、それを検証してみたい。
  • 脉診時に模擬患者の手首の角度、患者の体勢をもう一度考えてみたい。
  • 舌診において、その臓腑が配当されている部分が、虚なら緩み、実なら硬くなるようである。左右のバランスも、例えば虚している側が緩みすぎて、舌が反対方向に向くようなこともあるので確認する。
  • 症状にあわせての選穴について
  • 標治法において、「耳翼は頭の中の熱を調節し、翳風穴の虚実を捉えて補寫すると良い。また翳風穴は全身への影響がある。」とのことであるが、これについてもう少し詳しく勉強する
  • 陽経を補うひとつの方法として、至陰への棒灸の効果について。

 

これはほんの一部ですが、前もって分かっていれば臨床でも追試してみるでしょうし、来週はこれらを検討すべく、支部会にのぞみたいと思っております。

 

かなり高度な内容を勉強すると思いますが、聴講生はレベルに合わせて講師をつけますので、鍼灸師の皆さん、鍼灸学校の学生の皆さんも気軽に経絡治療の勉強ができると思います。

ただし、最近は聴講生がとっても多いので、講師の数を調整する必要があり、来る場合は前もってご一報を!


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