おはようございます。今回も昨日に引き続きの食べものコーナーです。
知っておられる方も多い思いますが、小さいお子さんをお持ちのお父さんで知らない方がいたので、ちょっとだけ知ったかぶり…
ハチミツは1才未満の乳幼児には与えないでくださいね。
ごく稀にですがボツリヌス菌(Wikiより)が蜂蜜に混じ っていることがあるのです。それが悪さをするんです。
それが乳児ボツリヌス症
乳児ボツリヌス症(感染症発生動向調査週報より)は1976年に米国で報告されたボツリヌス菌による疾病です。発症するのは1才未満の乳児。ちなみに乳児、児童福祉法では生後0日から満1歳未満までの子(^O^)。従来のボツリヌス食中毒とは異なるこの乳児ボツリヌス症、腸がまだ未発達の乳児の体内に入ると発症するみたい。
大半の患者は便秘状態が続くことから始まり、全身の筋力が低下する脱力状態、哺乳力が低下し泣き声が小さくなり、無表情となって頸部筋肉が弛緩そして頭を支えられなくなります。眼瞼下垂、瞳孔散大、対光反射の緩慢等、ボツリヌス食中毒と同様な症状が認められます。
ただし数としては食中毒よりもかなり低い発症率。でもリスクは回避しないとね。
日本養蜂はちみつ協会HPにもこのことが書いてありました。
「なぜ1歳未満の赤ちゃんははちみつを食べてはいけないのでしょうか」 「はちみつの入ったお菓子はいいのでしょうか」
→自然界にはどこにでもボツリヌス菌という細菌が存在しています。現場で採ってすぐに詰めて、何の加工もしないはちみつには、ごくまれにこの菌が入り込むことがあります。1歳以上になれば、この菌は腸内で繁殖しませんので安全です。しかし、腸内細菌の少ない乳児ではこの菌が入ると、乳児ボツリヌス症を発症させることがあります。このため、乳児には食べさせないよう指導されています。お菓子は、乳児が食べられるものは限られていますし、はちみつも加工されていますので問題ありません。
ハチミツは糖度が非常に高い為、蜂蜜の中で菌が増殖することはあり得ません。1歳以上なら食べても全然問題ありません。1歳未満だとまだ消化能力が未発達だから少しの菌が混入しているだけで、「乳児ボツリヌス症」を引き起こすんです。
お母さんは胃酸でちゃんと殺菌されますから安心して食べて大丈夫。
赤ちゃんにお刺身やら生肉を食べさせないのと同様、ハチミツも生ものだと考えてもらえたら分かりやすいかも…
…せっかくですから1歳未満の乳児に与えないようにしたいものを…
ハチミツだけでなく野菜ジュース、コーンシロップ、未精製の砂糖はボツリヌス菌が混入している可能性が高いとか…。当然ですが生もの、未加工の食品、未加熱食品 生の食品は鮮度に気をつけて使ってくださいね。
妊婦さんに悪影響(特に胎児にね!)と言われるリステリア菌にも気をつけてね。これまた当たり前ですが、お肉しっかり加熱する。生野菜はチャンと洗う。滅菌していない生の牛乳は飲まないし使わない。生の食物を扱った後は、手や包丁、まな板をしっかり洗うこと。 殺菌されていないソフトチーズは絶対に食べない等等…
あとは当たり前ですがお菓子や炭酸は糖尿病リスクを上げるとか、色んな疾患の原因になるので、離乳食が始まっても避けるよにしましょうね!
ではでは~!!
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