昨夜のニュース・ステーションで面白いニュースを流していた。
ヤッ場ダムの工事受注で、建設業者から主に自民党の議員が約5000万円の賄賂を受け取ったと言う情報があるがと言う、民主党議員の質問に対して、
前原国土交通大臣が、過去8年に実施された入札の7割が95%以上の高値落札だったことが
「極めて異常で、客観的にみれば談合が行われていたと疑われる状況だと思う」と述べ、今後調査する方針である事を明らかにしたそうである。
というものであった。
インターネットニュース(
群馬・八ッ場ダム建設:受注業者献金、自民と民主側に4925万円--衆院国交委)
を見ると、賄賂を受け取っていたのは、自民党と民主党と書いてあったけれど、
内訳は自民党が19、民主党が3。
献金額は代表者が国会議員(元職を含む)の団体は
自民が7団体で1370万~60万円、
民主が1団体で24万円。
県議や首長(同)では
自民が12団体で765万~13万円、
民主が2団体で32万円と30万円。
最多は自民の上野公成元参院議員の1370万円だった。
総額4925万円のうち、民主党の国会議員の団体24万円と、地方議員の団体62万円で、合計86万円だから、
自民党の受け取った金額は、合計4839万円と言うことになる。
民主党員も口止め料に、裏金を受け取った事は、いただけないけれど、
政治と金を、大声でわめき散らしている自民党の、実態のほんの一部ても、4839万円の賄賂である。大部分は団体でほんの,おこぼれと言った感じであるが、
自民党のその地方のボス上野公成元参院議員は1370万円も受け取っている。
自民党政権下で日本全国で約140ほどの建設中及び建設計画中のダムが有ったそうであるが、
それぞれのダム工事で、このような事が行われていたと見るほうが、
小沢一郎が賄賂を取っていたかも知れないと言うことよりも、よほど蓋然性が高いような気がする。
この告発が効いたのか、自民党が国会に復帰したそうである。
幾らか過去の自分達の実態を思い出す事ができたのだろう。