その中でも大切だけど見落としがちなのは、「感情」の壁です。
人間である以上、どれだけ論理的に正しいと判断しても
それを最後まで推進していく上で、感情を無視できません。
アイデアを思い付いた時は気持ちが盛り上がったけど、
いろいろと考えていくうちに、マイナスな面に意識が向いてしまうことがよくあります。
その過程で、最初の気持ちがだんだん盛り下がり、失速していくというパターンに陥ります。
『感情を汲む文化』の私たちは、強く意識しないと、必要以上に思考が後ろ向きになりがちのようです。
特に理詰めで物事を考えだすと、批判的な視点が強まる傾向があります。
建設的な批判ではなく、破壊的な批判。 ←論理思考に慣れていない結果だと思います。
その結果せっかくの良いアイデアに対しても、不確実な不安要素に焦点が集まり、
まず感情的に「やっぱりやめておこう」となってしまいます。
その後、その感情とのつじつまを合わすかのように、アイデアがうまくいかない理由を
上手に論理的に説明し始めます。
そのような傾向を加味した上で、計画→行動→検証をする必要があります。
日本人が得意とする感情を上手にコントロールしながら、論理的な思考で物事を思案する
これが、我々にとってもっとも最適なモノの考え方であると思います。
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