キッチンや水回りなどのユーティリティが必要なように、庭にも同様なスペースが必要です。
洗濯物を干したり、物置を置いたりすることもあるでしょう。庭づくりの全体計画をすすめる
上では、忘れてはならないスペースです。
表からは目立たない、隠れた場所につくる庭です。
そして、5番目の庭の使い方は、いわば『過ごす庭』です。まるで室内の延長線にあるひとつ
の部屋として庭を考えます。
その為には、簡単な天井や壁をつくって、空間として感じられる庭にします。しかしあくまで
庭ですから風や雨が多少吹きこむのは当然で、雨の日にも庭さきに出て、雨の音を聴きながら過ごす
のも楽しみの一つになります。
壁は視線を遮ればそれだけで十分機能を果たし、風や音が抜ける事も当然です。
家の中には、リビング・ダイニング・キッチンとプライベートの4種類の部屋がありますが、
くつろいで過ごす為の5番目の部屋として庭を考えます。
その為『5th Room』と呼ばれております。
過ごす部屋としての庭には専用のソファーやテーブルと言ったファニチャーを置き
リビングやダイニングと同じように使います。
また、様々な機器が進化したことで『5th Room』も充実してきました。
LED照明による、工夫を凝らした庭用の照明器具が入る事で、夜にもくつろいで過ごす
雰囲気が演出できます。されに、ワイヤレススピーカーを持ち出せば、音楽を庭で奏でる事も
可能になりました。
まさに『過ごす庭』はリビングの延長にある、部屋のひとつなのです。
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