記憶と嗅覚は繋がっていて、
しばしばその記憶は強く鮮明です。
研究によると、その記憶は
私達が10歳以下のような
幼い頃のものが多いようです。
嗅覚以外の感覚はすべて視床と
繋がっていますが、
嗅覚は違います。
嗅覚の回路においては、
一度鼻の受容器によって
匂いが探知されると、
そのシグナルはまっすぐに
匂いを分析する嗅球へと
運ばれます。
そして扁桃体と
海馬という記憶と感情を
処理する部位に接続されます。
ですから、幼稚園で嗅いだのり
の匂いは、記憶と絡み合って、
のりだけでなく思い出と一緒に
思い出されることが可能になるのです。
お子様が中学生位になり、檜の匂いを嗅ぐと
幼少期の頃の楽しい家族団欒を思いだす。
安寧家庭の出来上がりです。
素敵じゃありませんか?