眠りにつく瞬間には、人は体温をさげるように働いております。例えば
子供が眠い時には、手のひらが熱くなるのも熱を放射して眠りにつこうと
します。
睡眠で脳を休ませる為に深部体温を下げ、脳をクールダウンさせようと
しているのですね^^
これらの眠りの仕組みを考えると、寝室がLDKよりも多少湿度が低い事は
適している環境にあると言えます。
アメリカのリゾート地では、バルコニーを夏場の寝室にしています。
贅沢なつくりですが、スリーピング・ポーチは理想の住まいの一つなのです。
また、眠る前にお風呂を使う事も、温めた体温と湿気の気化熱による放熱で
体温を下げ心地良い眠りを誘います。浴室と寝室の位置も、眠れる家を考えるとき
には近くに設定する事が良いでしょう。
最後に人の眠りを誘ってくれる匂いの話です。
睡眠を誘発する匂いで有名なのは、ラベンダーです。枕や芳香剤など様々な睡眠
グッズがあります。実は木材に含まれるセドロールも、良い眠りを誘う匂い成分
とされております。
木の匂いがする木造住宅は、心地よく眠れる家でもあるのです。
ですから、寝室の天井には、木の羽目板をお勧め致します^^
またこれは、樹種によって効果が違います。【第156回~158回をご参考にして下さい。】
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