初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第57回】続・・・業社会

 先日のもりぞう会ではこのようなお話をしました。

今、住宅会社の2極化が凄いスピードで進んでおりますが、それ以上にお客様の住宅の品質へのこだわりの2極化が激しいです。我々もりぞうは、住宅品質に拘る方に徹底的にご提案を申し上げます。というのも住宅の品質に拘る方というのは一緒に住むご家族へのプレゼント的な発想が強く、家族の為に良い家を残したいと考えます。目先の何かではなく、その素材がどのような働きをするのか(暮らしを造るか)を見ている人なので素材選びに妥協をしません。

 3.11以降(東日本大震災以降)家族との繋がりを求めてこのようなお客様が確実に増えております。もりぞうとしては、うれしい限りです。

我が社の素材へのこだわりは、木曽ひのきに見てとれるように徹底しております。ご覧ください。

年間木曽ひのきが採れる本数20万本 → そのうち我が社の絶対的なパートナー勝野木材さんが扱う材料15万本/年間(おおよそ75%の占有率です。) → その内特1等(建築用材)として扱われる美材7万本/年間 → そして、我が社もりぞうが、扱う材料は全体の僅か15%の希少材3万本の特選1等です。イメージはこんな感じです。



 ピラミッドの一番上の3万本はヤング係数120平均です。5トンの荷重をかけても折れない木材です。(杉や年輪が詰まっていない檜は3tで折れます【第28回・29回参照】)
この柱が現場に120本前後入ることをイメージしてください。地震の横揺れにも木のしなりがあるので、力を分散してくれます。自然の制震工法です。木曽ひのきで建てた神社仏閣が地震により倒壊しないのがなんとなく分かりますよね^^同じ木造在来でも木材によってこれだけの差が現れることを皆さん、あまりご存知ありません。

 そして、このようなお話を業者の皆様と共有できることの幸せを噛みしめながら、また来月のもりぞう会頑張ります^^

 もりぞう盛り上がってます^^
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