初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第644回】えっ我が家も相続税がかかるの?

平成27年1月1日以後の相続より、相続税に関する

規定が変わります。基礎控除の引き下げ、税率構造

の変更などが行われ、また小規模宅地等の特例についても

一部見直されることとなりました。これまで相続税とは

無関係だった人も、今後は申告や納税が必要となるケース

が発生するなど、現在、不動産を所有している高齢者や

その相続人の暮らしに大きな影響を与える可能性があります。


●基礎控除の引き下げ

基礎控除とは・・・相続税は、相続人が相続または遺贈により

取得した財産に対し課税されます。ただし、基礎控除があり、

実際に課税されるのは、相続人が取得した正味財産が基礎控除

額を上回った部分についてのみとなります。

相続財産が基礎控除額より低い場合には、相続税は課税されず

申告もいりません。この基礎控除が平成27年1月1日以後、以下の

ように変わります。


●基礎控除額の新旧比較表

        
       平成26年12月31日まで    平成27年1月1日以後

基礎控除        5000万円         3000万円

法定相続人比例控除  1000万円         600万円


次回は基礎控除額の実際の計算方法をお伝え致します。

これは首都圏だけの話では無くなってきております^^;

是非ご参考にして下さい。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「税金」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事