初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第577回】『価格競争』から『価値競争』へ

もりぞうでは、8月より価格を引き上げました。

これは、建築資材の高騰に伴う措置ですが...

始めはどうなる事かと思いましたが、まぁ...

考え方次第ですね^^

決してお安くは無い、もりぞうの建物それを

引き上げるなんて...(汗)各支店の社員軒並み

びくついた事でしょうし、7/31日の勉強会での最後通告...

『本当に上げやがったっ!』と営業社員なら誰しも思った

に違いありません。


それでも、もりぞうはお値引きを致しません。

実際には出来ないのです。それは原価意識が

とても高く、使用している素材に妥協して

おりませんので!←とっても自信があります。


また、価格勝負が怖い理由は二つあります。

一つ目は優良顧客が離れていくこと。皆様も

経験したことがあるかもしれませんが、首尾一貫

しない値引きは優良顧客離れを引き起こします。

値引きする場合は、他の顧客が納得する理由が

必要なのです。例えば毎年2組のお客様のご紹介

を頂いているお客様のご子息様のご建築とか...

↑↑あくまで例えです^^;

問題は優良顧客と一見顧客を区別せず値引いて

いる点です。

二つ目は価格に敏感な顧客だけを呼びこんで

しまう恐れがある事です。つまり良い素材を

使っていても、価格勝負になってしまえば、

所謂、味噌くそ一緒なのです。←言葉が悪いですね^^;

値引き販売は即効的な効果があります。しかし

優良顧客が去り、値引きを期待する顧客が集まり

企業の体力は徐々に失われていきます。

”値引きは麻薬”なのです。

ですから、我が社は価格勝負は出来るだけ避け、

価値で勝負する事にしております。

今月も9/7(日)に日本三大美林木曽ひのき体感

ツアー
を予定しておりますが、本物に触れていただき、

人間の感性に訴えかけます。

このような地道な取り組みが、もりぞうのコアな

ファン・質の良い職人の心を惹きつけてやまない

所ではないでしょうか?

生産者の顔が見える家づくり、価値の分る職人

がつくる、価値ある住まい^^

是非、ご堪能下さい!
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