【第755回】フルコースの前の講釈

先日お引き渡しをしたお客様のお宅の

外構工事を行ったのですが...

持ち込みの植木があり、

その材を根付かせるための土

を外周面に入れてもらったのですが、

それが、まさかの落とし穴＾＾；


皆様、植木用の土って水はけが

余り良くないのをご存知ですか？？　

根がしっかりと付くように、

あえて、水が留まるよう、

色々な土を配合しているのです。

この説明がないと、所謂、粘土つちを

入れられたと勘違いされてしまいます。


よかれと思って、建材屋が用意して

くれたものが説明が無いばかりに、

価値が伝わらないばかりか

逆に捉えられてしまい、本当にもったいなく

反省しております。


この、事例を考察している時に、

フッと思い出したのが...

フランス料理などのフルコースを

食べる前の説明。

『こちらは、リンゴだけを与えた牛の...』

とかそういうものです。。


この説明って価値をさらに高めませんか？

『なんか、この肉、変な匂いしない？？』

などとはなりませんもの＾＾；


きっといいものなんだろうなという

期待感だけがさらに高まるのが分ります。


非常に良いもので、誤解を受けやすい素材を

提案する際は、このような事前のご案内を

しっかりする事に致します。


また、一つ成長しちゃいました＾＾