半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

優しいうそ

2015-10-08 18:31:58 | 日記
「また来世」で終わる命短し恋せよ乙女という曲。人生の短さを歌っている。
一生では短すぎて足りない。生まれ変わってもっと生きたいって内容なのかな。

シミュレーションゲームの有名な「三国志」「信長の野望」とかをやり、
人間の一生の短さを実感した。自分の国がこれからという時に領主である自分が死んでしまう。
その先は後を継ぐ者に託す他ない。

約半世紀を生きてきて、過去を振り返る事の不毛さに気が付いた。
そう、半世紀を彷徨うというのはおれの年齢からつけた。絶賛彷徨い中。
ちょっと前に母が50になる時半世紀だとからかったばかりに思える。

死後に生まれ変わる事を輪廻と宗教の世界では言う。
これは個人の感想だが、良い行いをしていれば天国に行くとか生まれ変われるとか、
それは優しいうそだと思っている。天国もないし、生まれ変わる事もないだろう。

でも悪い事をすると地獄に落ちると心のどこかで思う事により、
倫理的な行動をとるようになるならば、宗教も輪廻を信じることも大変良い事だ。

ただ現実は残酷で、テロリストを罰する事も無ければ殺人鬼が本を書いて儲ける有様。
見ているだけの神ならば居ない事と同義。自分を守るのも最後は自分であり、
殺されてしまってから自治体が、いや警察が悪いと言っても遅いのだ。

今の日本は平和過ぎて、自分を守るのは自分という考えが足りないようだ。
重要な分岐点に差し掛かっても、セーブしてやり直す事もできない。
「せいぜい悔いが残らない方を自分で選べ」これってやっぱ名言だわ。