半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

また行きたい!野尻湖の魅力

2017-06-05 20:50:28 | 日記
毎年5月末から6月中旬くらいの間に、野尻湖のスモールマウスバスは産卵期を迎える。
この時期は一年の中で最も釣れる時期。その理由は、産卵床を作って卵を産む事が関係している。

産卵床に卵を産むと、バスがそれを外敵から守る。
産卵床にルアーが入ると異物をどかす為や食べてしまうために口を使う。
同じ所に投げると同じ魚が数回釣れてしまう。バスの口は傷だらけ。

しかしそういう魚だけを狙って釣るやつもいる。ボートで岸まで近づいているやつはほぼこれ。
すぐ放してやればまた同じ産卵床に戻っていく。
だからこの時期はボート屋まで魚を持って帰るのは厳禁。
今回釣れてくる魚がわりと大きかったのは、卵から孵っている数が少ないのかもね。

あとは早く生んでしまった魚が体力を回復するためにたくさん食べるから。
5月一杯はワカサギが産卵後岸際をヨタヨタ泳いでいるのを食べている。
そのせいなのか寒いからなのか、早めの時期に行くと釣れない。

おれも行き始めてから5回3年間全く釣れなかった。
スモールマウスバス釣りに必須な事を理解していなかったためだ。
ラージマウスバスを釣りなれていたおれは、その常識にとらわれていた。

必要な装備は先端の感度がいいウルトラライトのスピニングロッドに、
3~4ポンドのフロロカーボンラインを巻いたスピニングリール。
岸際は浅く小さなバスしかいないので、深い所までワームを飛ばす。何も障害物が無い場所がいい。

ワームはゲーリーのイモ40のコーラか黒色のやつで、針は1番のオフセットフック。
遠くへ投げて沈んだら30cmくらいするずる引きずり、数秒止める。
するとゴツゴツとあたりがあり、魚がワームを咥えて移動してロッドの先が曲がるので、
ロッドをがっと引いて針をかける。

魚はかかるとすぐ水面から飛び上がり顔を振るから、ロッド先端を下に下げて巻ける時は巻く。
途中何回もグーッと強く引くからその時は少しロッドを魚の方へ倒す。
あと絶対必要なのは網を持って行く事!細いラインではぶっこぬけないし、
足場から水面まで腕を伸ばしても届かない場所もある。

これで釣れるようになったら他のルアーも試していく。
釣りたいルアーで釣れると喜びもブーストされる!
行ってみたら楽しいよ!

野尻湖二日目6月3日

2017-06-05 20:22:14 | 日記
野尻湖二日目6月3日


初日は太陽が昇っている時間ずっと釣りしていたので、
その晩はひどく疲れた。だがすぐ寝ればいいのに風呂上りに一つの部屋に集まり、
反省会だ。と言ってもほとんど当日の感想とどうでもいい話ばかりしていた。

明朝何時に起きるかという話は割と真剣に。3時派と朝食後出発派に分かれた。
「合宿はつらいのが当たり前」なんて言ってみたが、朝食後に出発。

到着は8時頃。町営駐車場で釣り券を買って、岸沿いに野尻湖マリーナから東北電力方面に釣り歩く。
風が強く、冷たい。時々日が差す程度で、カッパ込みで3枚じゃ震える寒さ。
車で国際村に行き、昼までやるがあたりが少ない。

昼はまた町営駐車場の花屋に行った。天皇陛下が昨年おみえになったと張り紙がしてある。
店のおじいちゃんに「昨年っていつ?」と聞くと2016年とか。
野尻湖産のうな重を召し上がったそうだ。

いつも焼き肉丼なので、今日はポークカレーを食べてみた。にんにくが入っていてうまい!
景色の写真も撮影してきたが、3年前くらいから同じようなショットばかりだ。

食後は一番遠い菅川に行った。しかしここ数年釣れない。先週もだめだったが今週もだめ。
針に緑色のとろろみたいな水草が付いてくる。水が動いていない感じがした。
生命感も無い。

さっさと見切りをつけて国際村に寄ってみるも強風が吹きっぱなしであたりもない。
遊覧船乗り場付近の駐車場へ停め、岸沿いを野田屋方面に歩いて場所を探す。
今回は数か所良さげな場所を見つけられた。

時々釣れるがここも風が強い。寒さでやる気をそがれ、5時には車に乗っていた。
帰りも唯一のコンビニに立ち寄ったが満員御礼状態。
しかしおれたちが寄ったいっときだけで、買い物後に仲間がたばこ吸っていたら
レジが空いていた。

帰りは釣りの話をしていたらあっという間に着いてしまった。
全員共通の思いは、「来週も行っちゃおうか?」だった。