半世紀を彷徨う

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ホントはどうなの?温室効果ガス対策

2017-06-28 22:01:55 | 日記
東日本大震災が発生した時、日本は原子力発電所を全て停止した。
そして使われていなかった昔の火力発電所を稼働させることによって、
一時は原子力発電無しで生活していた。

原子力発電所を稼働させた場合と同じくらいの電気を、火力発電でカバーしたからだ。
化石燃料と言う原油や天然ガス、石炭は燃やすと二酸化炭素を発生する。

太陽光発電も当時はメガソーラーが各地で造られたが、最大発電量の時の送電する
インフラの能力を越えてしまう事、当初より予想以上の件数が増えたため
助成金の財源が不足したなどの理由で、倒産が相次いだ。

でもそれって東電が儲からなくなるから本気で取り組まなかったのでは?と思える。
ニュースでやっていた福島原発の地下汚染水を減らすための凍土壁もダメ出しされたな。
凍土壁の350億円の税金の一部が誰かのポケットに入ってたりして。

それが今までの話。
二酸化炭素を出してはいけないなら火力発電は止めるべき。特に石炭はPM2.5の発生源。
急には止められないからその間にソーラーに再チャレンジ。必要ならインフラ強化もして。
そして車やバイクも電動にしないと。

水素を使った燃料電池は確かに走行すると水が出るだけで非常にクリーンなんだけど、
安く水素を生産するには化石燃料を使用するって知ってた?
高圧ガスの水素ボンベはほとんどそうやって出来ている。ダメじゃん。本末転倒。
別の方法で安価に生産できればこの限りでない。もちろん目指すところはここでしょう。

あとこれから使うエアコンはこまめに切るのは逆効果。そして除湿も電気を食う。
そうやって減らす電力は、毎日みんなが継続してやらないと本当の節電は成り立たない。
どうしてか。今電気は貯める事ができない(蓄電池はデカくて高いから)ので、
発電所は「これくらい発電しておけばいいだろう」と、実際使用するより余分に発電する。

使用量が発電量を越えると足らないから落ちる。それはできないから余分に発電する。
そして貯められないので一人がエアコンを止めようと、全く節電にはならない。残念ながらこれが実態。
だから電気製品は省エネタイプを選んで買ってね。エアコンのフィルターも掃除しよう。
毎日の使用電力が少なくなって初めて節電ができる。発電量を減らせるからね。