半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

思い出す過去・・・曲を聴いて

2017-09-11 22:46:16 | 日記
おれが高校生だったあたりはまだCDなんて無かったか出来たばかりで、
レンタルだってレコードを借りてくる。
今思うとあんなに繊細でデカい物を借りて持ち歩くなんてありえない。

レコードは盤面に刻まれた音をレコード針で読み取る物で、
古くなった針を使おうものならパチパチと雑音が入ってしまう。
レコードは一番外側に針をゆっくり下し、内側へ読み取って行く。

レコード盤はどうしても保存していると反る。ていうか波をうつね。
オーディオテクニカあたりから真空吸着して平らにするのも売っていた。

レコード針といっても実際には針だけを交換するのではなく、
カートリッジという先端をユニット毎交換する、MCカートリッジ
(ムービング・コイル)が音質が良いとされていた。

もっと一般的なのはMMカートリッジ(ムービング・マグネット)で、
大きい音量を得やすい、針の交換が先っちょだけで価格が安い。
オーディオ自体重く固い物の上に置いた方が音質が良くなるとも言われていた。
おれもコンクリートブロック買ってその上に置いたね。

昔のアナログ音源にはホワイト・ノイズ(シーっという小さい雑音)が入っていた。
今回YMOのアルバム借りてきたらCDなのに音源がアナログで、ノイズが入っていた。
昔のCDにはこういうのが結構あった。CDにする意味は?
ちなみにCDとはコンパクト・ディスクの略。

ラジオでやっていた話で、山下達郎が聴力検査を受けた時、
ヘッドホンを被るや否や「こんな雑音が鳴ってたら音なんて分からん!」と怒ったらしい。
今やCDやDVDの音源にノイズなんて入らないから。

CDの録音時間は第九が入る長さで決定された。レコードと違い内側から外へ音を読み取って行く。
パソコンで再生しても十分いい音だもんな。時代は変わった。
でもアナログな装置を調整したり工夫するってのも今には無い楽しさだった。

超久しぶり!CDレンタル

2017-09-11 21:51:30 | 日記
急に懐かしいのを聞きたくなって、レンタルしに行った。
平日で何もイベントをやっていない時は、ゆっくり探す事が出来る。

CDを探すのが年が進む毎に嫌になって行く。
アルバムCDの中に聞きたい曲が入っているか探すためには、
嫌がらせかと思うほどのあの細かい文字を読まなければならない。

まだメガネを持ち歩かなければどうにもならないほどじゃない。
しかしむしろ今日はメガネ持ってくればよかった。
一枚取り出してはCDのケース越しに掛かれた曲名リストを読む。

これが会社の仕事ならば胸ポケットからルーペを出すところだ。
顔をしかめて近くしたり遠ざけたり。
でもこの顔をしかめる(目を細める)のは乱視の元だと先輩に教わった。
だけどこうでもしないと見えないんだもの。

こんなにゆっくり探せるとは思わなかったから、
スマホのメモに聞きたいのを書いて来た。
だけど残念、ちょっと前のになるともう無いのが多い。

tubeと他の人(失礼)が歌う渚のカセットっていうのが借りたかった。
お店の検索端末で探すと、他の店舗にあって取り寄せできることは分かった。
今回は断念。

そしておれは何故かCD1枚旧作なら100円と勘違いして、
4枚借りて「いやあ、贅沢だなぁ」と思いながらセルフレジで読ませると、
ちょっと3.5倍くらいして、返してくるか、いやでもここまで来てそれは・・・
引き返せなくなって借りたよ。4枚借りたら3倍くらいに安くなった。

以前借りた時はバーコードを読ませたとき販売価格が出て、店員さんにヘルプ。
「あー、こっちのバーコード読ませないとダメなんすよ。」知るかっ!
いらん方は隠しとけや!!と思ったけどおれは言わないよ。
常識を持った大人ですから。