半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

楽しい事ばかりではない おれのダークサイド

2017-11-10 19:17:18 | 日記
精神科の病院の待合室、デカい声で話したり喋るのがスローな人がいる。
ろれつが回っていない人もいる。こういう方は重い人なんだろう。
名前を呼ばれるとサッと立ち上がり診察室へ行く人も多い。
こういう人はどこが悪いのか全く見た目では分からない。

何を隠そうおれもその一人だ。
会社で仕事をしていても、書類を書くのも苦手だ。ここに何を書き込むのかわからない。
そういう時は周囲の人から見ていても分かるらしい。動きが止まっているからだ。

休みの日も楽し気に出かけた話を書いているが、実はかなり無理をして出かけている。
せっかく時間があるのに出かけられなかった時、強い自己嫌悪に襲われるからだ。
昼過ぎまで出かけられなかった日はどうして出かけなかったのか、自分を問い詰める。
だってせっかく待っていた休みなのに好きな事をできなくて、
何のために生きているのか分からなくなるからだ。

この病気にかかるまでは休みと言えば釣りに行っていた。
しかしバス釣りは仲間が誘ってくれるから出かけられる(約束を果たさなければならないから)。
これがひとりで本来自分が一番好きな海へ釣りに行こうとするととたんに行けなくなる。

玄関にはいつでも行けるように準備されている釣り道具。
いざ出かけようとする時間になると、行かなくてもいいと思える理由を探している。
イイじゃん明日でも。今日はちょっと眠いし。風も強いみたいだし。

朝起きて行けなかった自分にガッカリ。またやっちゃったよ。どうして出かけられない?
それに嫌気がさして無理やりでかけたりすることもある。
出発してしばらくは帰りたい気持ちが強くなり、吐き気までする。
到着してみれば当然楽しい。釣れても釣れなくても。そこまでわかっている。

ひとたび生きている意味がないと感じると死んじゃってもいいかな、と思ってしまう。
もちろん許される事ではない。死にたくなくても病気などで亡くなる人だっているのだ。
こういう弱い気持ちは人によって強弱があり、それでも折り合いをつけて生きている。
少しでも楽しい思いをするためにもがいている。みんなそうだろ?


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