半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

公衆浴場のルール

2015-09-28 18:54:42 | 日記
今の10代が知らないと思う事はたくさんあるが、風呂場のルールだろう。
家に風呂があるのが当たり前の人はこんなことは気にしないで入って、
知らないうちに周囲の人に顰蹙を買っているかも知れないよ?

入口の扉は隙間を開けずピッタリ閉める。中に入ってくる風で入っている人に寒い思いをさせないように。
湯船に入る前に体を流す。あかが浮いたりしたら汚いだろう。
これは一般的だと思うけど、湯船にタオルを入れない。汚らしいだろう。

席について体を洗う時、シャワーが後ろの人にかからないように注意する。
たらいにくんだ熱いお湯や冷たい水を流すとき、隣の人の足にかからないようにそっと流す。
おれは小学校低学年まで銭湯に通っていたから、自分がやられたらいやな事を注意するようになった。

温泉とかにいくと、おれと同世代でもこれらができていないやつがたくさんいる。
注意してくれる人もいなかったんだろうから、ある意味仕方ないか。

今でも印象に残っているのが、背中に一面入れ墨したやーさんぽい人が、
以上の注意ポイントをきっちり抑えており、全く人に嫌な思いをさせずに上がっていったこと。

ミサトさん風に言えば、「察しと思いやり」という昔の日本に当たり前だった事だ。
それができなければいけないという訳じゃない。ただ残念だけどな。


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