半世紀を彷徨う

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今年初出現!Gとの戦い

2016-09-26 20:39:34 | 日記
ジャンルをどうしようかと悩んだが適当な物が見つからず、
「ペット-その他生命体」を選択してしまったが、ペットではない。天敵だな。

毎年G対策で、置いておくタイプのエサが入ったやつを買って来て仕掛けてある。
自分が横たわるベッドの下辺りはいかにもいそうな気がする。
だが、もしその行為によってわざわざ近くへ呼び寄せる事になるのでは?
などと悩みつつセットしておく。結局ベッド下には3個置いてある。

今さっきトイレに行った時の事だ。白い風呂のマットの上にある、
これ以上無いコントラストの物体が高速移動した。そう、やつだ、Gが出た。

おれは冷静に豆腐のパックを洗っておいた物を取り出し、中性洗剤を少し入れた。
そして水道水を少し足し、指でクルクルと混ぜた。
やつはケルヒャーのビニール袋に沿って移動している。カサカサと音を立てて。

そっと電気を付け、薄めた中性洗剤を掛ける準備をしながらケルヒャーをゆっくり動かす。
気付いたヤツがダッシュした少し先を中心に、Gの側面に液をぶっかけた!
スピードを失いヨロヨロと角へ逃げて止まった。もう一回掛けるがすでに動かない。おれの勝ちだ。
とどめで原液を掛けておいた。確実に仕留めるためだ。

こうしておれは、毎年のように汗だくになることもなくスピーディに片付けた。
え?そのあとどうしたかって?放置に決まってるよ。気持ちわりいじゃん。

おれの親の実家は南房総。あの一帯ではGの事を「へいはち」と呼ぶ。年寄りはね。
その年寄りがもう亡くなってしまい、本当の事を聞けなかった。
ネットの情報では徳川四天王の本多平八郎忠勝という人が語源のようだ。
何度戦に出ても死なずに帰ってくる。しぶとい。そこから来ているらしい。

そんな例えから名付けられるとは、武将も泣いていることだろう。
ああやばかった。


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