半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

一人っ子は悪くない

2016-03-13 20:05:03 | 日記
「兄弟がいないのはちょっとさみしいね。」よくそんなふうに言われた。
おれには年が近いいとこがいたので、長男の悲しみはよくわかるよ。
二言目には「あんたはお兄ちゃんなんだから荷物持ってあげな!」

それを毎日言われ続けるのかと思うと、正直ウンザリだ。
それに比べて一人っ子はいいぞ!別に甘やかされるわけでもなかったが、
テレビ番組はほぼ好きな物が見られるし、おやつやおかずの取り合いも無い。

だがそういう煩わしさからして兄弟がいる事のいいところなのだろう。
ケンカしながら人との関わり方が自然と会得できるのかもしれない。
ケンカしながらも仲が良い。そういうものだと。

うちの息子も野郎二人で年中ケンカしていた。
きっとこれも人間を育てるために役立つはずと思い、目に余る暴力がなければほっといた。
年頃になってじゃれなくなったようだ。仲がいいのか悪いのか?

おれの親世代は兄弟が多く、子供時代はそれなりに楽しかったようだが、
やがてバラバラに住むようになり、繋がりも弱くなっている感じだ。
誰かが死んだ時に集まる程度に見えるけど本人たちはどうなんだろう。

でも結局兄弟が欲しいと思ったことは無い。
おれには一人が合っていたのかもしれない。


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