半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

人による価値観の違い 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」

2020-03-04 21:27:30 | 日記
正直今でもそこまでするか?という気持ちがぬぐえないんだが、
ああ、こういう気持ちでするものなんだな、くらいには理解した。

昔ならアイドルの応援といえば親衛隊がいて、テレビの歌番組やコンサートでは
野太い声で「~ちゃん」とか叫んでいた。当時はライブではなくコンサートと言ったのだ。
アニメ観てる人なら銀魂でいう所の志村新八が寺門お通の親衛隊やってるあれだ。

最近?は秋葉原のAKB48の出だしの頃のように狭い所でライブする身近なアイドルを応援するため、
同じCDを何十枚も買い込みその中に入っている握手券みたいのを手に入れて握手するようだ。
おれはキャンディーズを今でも好きなので、最近の人は知らないんだけど。

表題にあるアニメ(元はマンガなのかな?)を見てみると、地元の女性アイドルの一人を応援する事の為だけに
いくつもバイトを掛け持ちして服もジャージ以外は売ってしまい、
ライブに早くから並んで最前列を確保、ライブが終わると「推し」という応援している子の為に
CDを20枚とか購入し、1枚で数分の握手券を手に入れ精いっぱいの声をかけ、
一緒に写真撮影してきて満足する。この繰り返しの日々を過ごす女性の話。

当然追っかけもやっていて、他県でも会いに行く。
初めはそういう事ってお金持ちが金にモノを言わせてやっているんだろうなって決めつけていた。
そんなことに金使うなんてもったいないなんて、そういう人は思ってないんだね。
金がなくても応援のために掛け持ちでバイトとかしちゃうんだ。

おれは仲間と年に数回釣りで遠征し、最近は東京から滋賀県の琵琶湖まで行くようになった。
場所が遠いので一泊して、ガソリンと高速代で4人で割っても2万円は飛ぶ。
しかも昨年は3回行って釣れずに帰って来た。

これだって趣味が合わない人なら頭がおかしいくらい思われるだろう。
大概使っている方向が違うだけで、自分の好きな事にはつぎ込んでいるんだね。
そういう生き甲斐を求めてその為に生きる。
時々思うんだけど、何のために生きてるんだろうって。
友人の一人は言ってくれた。「自分のためだよ」って。

このアニメのエンディング曲が松浦亜弥の桃色片思い。これがとても番組にあっている。


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