半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

魚のおいしさ

2016-01-30 18:05:33 | 日記
今もアジの開き残りの一枚を焼いて食べた。んーもう最高にウマイ!
開きは背骨が付いている方の身をカマ(えらの入り口)辺りから、
一番身の厚い部分を取って食べる。この一口が最高ですな!

アジ、サバ、イワシなどの比較的安い魚をこんなにおいしく食べられる贅沢さ。
庶民に生まれて良かったーと実感する。(この瞬間だけはね)

魚って子供のころから食卓に上がったけど、骨を取るめんどくささが気に入らなくて、
好きじゃなかった。生のも食べなかったから、今思うともったいない事をしたものだ。

ほっけの開きもでかい魚っていうだけで、パサパサな身で好きじゃなかった。
しかしそれらは本当にうまい物を食べたことがないだけだったのだ。

大人になってほっけの開きはすでに好物になっていたけど、後で惚れ直す事になる。
出張で岩手の盛岡に数人で行って、地元でもよく見かけるフランチャイズの居酒屋に入った。
好きだったからほっけの開きを頼んで食べた。「こ、これはどうした事だ?」

いつもと同じほっけの開き。しかし味は全くの別物だ。脂が乗っていてとてもうまい。
獲れたてのほっけを開いて、地元の天日干しの新鮮な物なんだろう。

千葉の白浜の辺りにドライブに行き、店の前でムロアジを七輪で焼いていた。
「食べな。」と差し出すばあちゃん。これがまた目が飛び出すかと思うほどうまい。
もちろんお土産に買ったよ。ただ家で焼くと何かが違うんだよな。あの感動はどこへ行った?

神奈川の城ケ島にお気に入りの店があって、そこで頼むのはいつもアジの開き定食。
小さいアジなんだけどこれが抜群にうまい。今もあの店やってるかな?
日本人に生まれて良かったよ。

おれは焼き魚食べる時は醤油をかけない。十分味するじゃん。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。