夜八時ごろ、駐車場から家まで歩いている途中で
自転車をひいた女子高生と擦れ違った。
女子高生は暗がりの随分向こうから此方をじっと見ていて
私が近付くと一瞬足を止める素振りも見せる。
不審な子だ。
団地から出てきたのでお隣さんとかかも、と思い
擦れ違う瞬間に「こんばんわ」と声をかけるも返答なし。
横目でちら見しながら去っていってしまった。
釈然としないままエレベーターに乗り込み
ふとエレベーターの窓を見ると
そこにはのこぎりを持った明らかに怪しい人物が
憮然とした顔で映っている。
会社から工具を引き上げてきて
右手に持っていたのを忘れていた。
しかも私ののこぎりは柄の部分を入れると
60センチを超える代物だ。
強風に煽られて髪はぼさぼさ、手に大きなのこぎり。
暗がりで不審人物に見えない訳がない。
いやいや用心に越したことはないです。
お嬢さんは特に疑ってかかるとよろしいよ。
(憮然)
自転車をひいた女子高生と擦れ違った。
女子高生は暗がりの随分向こうから此方をじっと見ていて
私が近付くと一瞬足を止める素振りも見せる。
不審な子だ。
団地から出てきたのでお隣さんとかかも、と思い
擦れ違う瞬間に「こんばんわ」と声をかけるも返答なし。
横目でちら見しながら去っていってしまった。
釈然としないままエレベーターに乗り込み
ふとエレベーターの窓を見ると
そこにはのこぎりを持った明らかに怪しい人物が
憮然とした顔で映っている。
会社から工具を引き上げてきて
右手に持っていたのを忘れていた。
しかも私ののこぎりは柄の部分を入れると
60センチを超える代物だ。
強風に煽られて髪はぼさぼさ、手に大きなのこぎり。
暗がりで不審人物に見えない訳がない。
いやいや用心に越したことはないです。
お嬢さんは特に疑ってかかるとよろしいよ。
(憮然)