<ネコの目で論じよう;クルクル変わるぞ・・・>
パソコンを使って3回楽しい山登り(1);プロローグ
2012年6月1日(金)
■5月は一体何をしていたんだろう
早いもので,今日からもう6月である.何時ものことながら,つくづく月日が過ぎ去るのは速いなとため息が出る.ボヤボヤしていては,貴重な毎日が勿体ないと思う今日この頃である.
5月を振り返ってみる.
まずは,このブログの主題である「山旅三昧」という視点から見ると,以下の通りである.
塔ノ岳登頂 7回
三浦アルプス南尾根 1回
越前岳・黒岳 1回
鎌倉・藤沢地区散策 2回(ただし,水平歩行距離10km以上または累積登攀高度450m以上)
合計で,たった11回!
数年前に比較すると,
”やっぱり,そうか・・・!”
とガッカリするほど回数が減っている.でも,まあ,これはこれで,とにかく無病息災で1ヶ月間を過ごすことができたので,神仏に感謝しなければいけない.
■何でパソコンの話なの?
5月30日(水),このブログに掲載したように,5月最終,今年通算27回目の塔ノ岳詣でを行った.私の塔ノ岳詣での回数など,何時もお目に掛かっているご常連の回数と比較したら,まさにハナクソみたいなものだが,それでも,週に1~2回,塔ノ岳に通うだけで,体調,気分ともども快調な状態を保っている.
27回目の塔ノ岳詣でのときも,塔ノ岳山頂と金冷シの間の階段で,下山してくる韋駄天のTさんとすれ違う.
韋駄天のTさんも,私と同じ渋沢発大倉行1番バスに乗車していた.私より5~6分先に大倉から歩き出したとはいえ,Tさんは尊仏山荘でコーヒーブレークをちゃんと取ってから下山してくる.それなのに,私がまだ金冷シ辺りをウロウロしているときに,もうすれ違ってしまう.私とそれほど年齢差がないのに,Tさんの登山力の凄さに脱帽である.
…で,すれ違いざまに,一言二言,雑談をする.私は,最近,本格的にパソコンを使い始めたTさんに,
「今度,ブログで,“パソコンを使って楽しく登山”というテーマで,何回かに分けて記事を掲載しますよ・・」
と一方的に宣言した.
まあ,そんな経緯があったので,今回から数回に分けて,「パソコンを使って三度楽しい山旅三昧(仮題)」を連載することにしよう.
・・・・・・プロローグ・・・・・
連載を開始するに当たり,まずは私の山に対する姿勢を明らかにしておきたい.
まずは,このブログで度々使う”山猫ミャ~型”の分類法を使って,私の立場を明らかにしておこう.
この図は,縦軸に“アマチュアの山登り”,つまり私の立場.そして横軸に“プロの登山家”を取る.そしてそれぞれの軸を,Yes(Y)とNo(N)の二つに区分すると,例によって“山猫ミャ~型ポートフォリオ”を作ることができる.
私は,当然のことながらアマチュアの山登り愛好家である.だから,第1象限で示すように,
*山へのあこがれがある,
*山を愛する(ちょっとキザな言葉で嫌みがあるが・・・),
*山登りが好きである
の3点は,多分プロフェッショナルの登山家と同じであろう.
ただ,アマチュアがプロと異なるのは第2象限である.
私のようなアマは,
*楽しいから山へ登る,
*無理しない,
*同じ趣味の仲間との交流が楽しい
から山へ登るのであって,ひょっとしたら“登山”という言葉を使うのは不適切かもしれない.“山登り”と言った方が,何となく馴染めそうな感じがする.
一方,プロ独特の特性は第4象限に示すように,
*限界への挑戦(エベレストへの登頂のような・・・)
*明確な登山目標(もっともアマにも“百名山に登る”程度の目標はあるが・・・)
*記録への挑戦
の3点であろう.
そして,山のプロ,アマを問わず“No”なのが第3象限.つまり,
*何もしない(ぐうたら)
*不摂生
*(山での)無鉄砲な行動
であろう.
さて・・・・
ここで急いで言い訳をしておこう.私がこのポートフォリオに書き込んだ項目は,決して科学的な根拠や実地調査で得られたものではない.あくまで,私個人か勝手に想像して列挙したものである.多数の異論があることは重々承知している.でも,ここは学会ではなく,単なる“おしゃべり”の場なので.これらの項目の是非については,これ以上,議論しないし,するつもりもない.
■次回からの連載予告
さて,こんなアマチュア山登り愛好者の1人としての私が,数年前に,ある場所で「パソコンを使って3度楽しい山登り」と題してプレゼンテーションを行ったことがある.
今回は,韋駄天のTさんと口約束をした手前もあるので,恥ずかしながら,次回から,このときの資料を掲載することにしたい.
乞う,ご期待・・・なんて,書いちゃって良いのかな?
<<<<序でにパソコンを使った“いたずら絵”若干>>>>
以下に,パソコンを使って書いた“いたずら絵”を少し披露します.
何れも,PowerPiontというソフトウエアを使っています.ただし,PowerPiontの形式で書いた絵(ppt)は,そのままではブログに掲載することができませんので,掲載できる形式(jpg)に変換してから,このブログに書き込んでいます.
■カムチャッカ旅行記からアパチャ湾の3兄弟岩
アパチャ山に登頂した後,アパチャ湾クルースを楽しんだ.そのときのスケッチをもとに,パソコンで画いたもの.
結構,楽しみながら画いた.いずれ水彩画にしたいなと思っている.
■凄い馬力の自動車
カムチャッカ半島の旅.もの凄く荒れた道や密林の中を強引に走り回る凄い車.前後左右に大きく揺れるので,頭を窓枠にぶつけて瘤だらけになる.
後になると楽しい思い出である.
何れ,水彩画にしたいなと思っている.
■路傍の花
花の名前は分からないが,海外旅行の際,暇潰しにパソコンで画いた.
私には花の知識がないので,描写は不正確かもしれないが,清楚な感じだけは出ているような気がしている.
これをパソコンで画くのは,結構,大変だったが,逆に面白かった.
■カリヤーク山
カムチャッカ半島のアパチャ山登頂中に,終始,この尖鋒が見えていた.素晴らしい円錐形の山である.この山は未踏だという.
このときの印象をパソコンで絵に纏めた.これも,何れ水彩画に仕上げたいなと思っている.
■南アルプス蝙蝠岳付近から富士山を望む
山仲間と,塩見岳から蝙蝠岳に向かった.展望が素晴らしい尾根道を辿った.途中から富士山が良く見えた.
「いゃ~・・・凄い! 絶景だね・・」
同行の人たちと,ため息をつきながら,富士山を見つめた.
******************************
今回のパソコン絵のご披露はこの程度にして・・・・
次回から本題に戻ることにしよう.
(つづく)
「登山事始め」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a473241507f3df798968d963dfea1b70
「登山事始め」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/55e68c4e5ba6bf8cfd7afce32c2c01a2
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