＜ペンションから尖鋒を望む＞
ツールドモンブラン(25)；5日目(1)；シャンペから専用車でフォルクラ峠へ
(アルパインツアー)
２０１１年７月１６日（土）～２４日（日）
第７日目;２０１１年７月２２日（金）（トレッキング５日目）
＜第５日目の概要＞
■ルート地図
■ルート
シャンペから専用車で山群北端のフォルグラ峠（標高1,527m）へ移動する．
ドリアン氷河を眺めながら，斜面を標高差約600メートル登り，スイスとフランスの国境のあるパルムのコル（標高2,191m）へ．
ロープウェーでトゥールへ下る．
トゥールからバスでシャモニーへ．
シャモニー泊．
＜シャンペの朝＞
■ヒンヤリとした朝
旅にも大分慣れてきたのか，昨夜はグッスリと眠れた．とは言っても23時頃，一度目が覚めたが・・・
5時30分頃，私と〃ベッドの下段に寝ていたF田さんが，荷物をゴソゴソとし始めたので目が覚めてしまう．内心では，
「うるさいな～ぁ・・・」
と思いながら，暫くの間，ウトウトと時間を過ごす．
6時に起床．
テラスに出てみる．気温が何度あるか分からないが，外気はヒンヤリとしている．
テラスから遠く雪を被った尖鋒が見えている．また，私たちが宿泊しているペンションと反対側に広がる緑の風景が何とも言えない清潔感に溢れている．
＜ペンションの窓から外を眺める＞
■朝食
7時，1階の食堂で朝食を摂る．
綺麗なお皿にパン，コーフレークに牛乳，それにコーヒー．例によって朝食は至って簡素，物足りないほどである．
20分ほどで朝食を終える．
＜簡素な朝食＞
＜専用車でフォルクラ峠へ＞
■地図
■混雑するペンション前
私たちと同じペンションに宿泊している他の日本人グループの方々も，私たちと，ほぼ同じ時刻に出発するらしく，ペンションの玄関は大混雑である．
7時50分，ようやく専用車に乗り込む．
私たちは，これから，専用車で，モンブラン山群のフォルグラ峠まで移動する予定である．
8時03分，私たちを乗せた専用車は，いよいよ，ペンション前（標高1477m）から，フォルグラ峠（標高1328m）に向けて出発する．
＜混雑するペンション前＞
■つづら折りの坂道
シャンペを発車すると，すぐにつづら折りの下り坂になる．何となく，日光を連想させる道が続く．
沿線には住み心地の良さそうな家が，点々と続く．
＜つづら折りの坂道を下る＞
■展望の良い車窓
ラックデシャンペを水源地とする川（多分デュラン川；Durand）の右岸沿いに下る．
やがて，シャンペドバス（発音怪しい；Champex d'en Bas ）の交差点で左折，橋を渡り川の左岸沿いの登り坂を進む．
高度が増すにつれて，車窓からの眺望も良くなる．
車窓から見える景色と地図を見較べながら，専用車がどの辺りを走っているのか確かめようとするが，移動速度が速いので，なかなか現在地が分からない．多分，レグランジェ（発音怪しい； les Grangettes）という街だろうか．綺麗な市街地が見下ろせる．
＜車窓から綺麗な市街地を見下ろす＞
■フォルクラ峠に到着
8時46分，私たちを乗せた専用車は，無事，フォルクラ峠駐車場（Gite d'etape,標高1328m）に到着する．
シャンペから所要時間43分の専用車の旅だった．
私たちは，ここから，スイスとフランスの国境，パルムのコルを目指して歩き出す．
＜峠の茶屋＞
＜峠の駐車場＞
（つづく）
「ツールドモンブラン」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9661df8c3b57d3af0eb7d3cfc06762fa
「ツールドモンブラン」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8743c9fd37a341249462881adad7338d
「ツールドモンブラン」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4a4c5fb759853b8b140c4d3944095d8c
「ツールドモンブラン」の目次
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[編集後記]
２０１１年１０月１９日（水）
ただいま3時30分．
当初のスケジュールでは，昨日に内に小諸へ行き，今日は浅間山の紅葉を楽しむはずだったが、諸般の事情から，やむを得ず中止した．
幸いなことに，今日も，どうやら雨にはならずに済みそうである．ならば，何をさておいても，久々に（といっても約1週間ぶりだが），丹沢塔ノ岳を往復しようかと思っている．
この年になると，ほんの1週間でも，動かないで居ると，瞬く間に足腰が弱くなるので油断大敵である．さて，丹沢の紅葉はどうなっているんだろう．
（愚痴おわり）
