<ラックシャンペ>
ツールドモンブラン(24);4日目(3);ラックデシャンペ
(アルパインツアー)
2011年7月16日(土)~24日(日)
第6日目;2011年7月21日(土)(トレッキング4日目)
<地図;プーリー村からシャンペまで>
<専用車でシャンペを目指す>
■専用車でフーリー村を出発する
泥んこ道をやっと下って,フーリー村の小さなレストランで,一休み.私は世界中何処へ行っても同じ味がするコーラを注文する.30分ほど経った頃,ようやく私たちの専用車が到着する.すぐに乗車(15時38分).私たちを乗せた専用車はフーリー村の広場を出発する.
私たちを乗せた専用バスは,これから今夜の宿泊地であるラックデシャンペ(シャンペ湖のこと)の近くにある今夜の宿泊場所,ペンションプレインエア(Pension en Plein Air)に向けて移動する.
専用車は小さなバン.私たちが乗ると車内はもう満員になってしまう.
<小さなバンに乗り込む>
<小さなバンは満杯>
■シャンペに到着
私たちの車は,フーリー谷の右岸を高巻きしながら,北へ走り続ける.
疲れが出たのか,すぐにウトウトとし出す.
目を覚ますと,自動車は筒等折りの坂道を登っている.やがて進行方向左手に,綺麗な湖が見え出す.ラックデシャンペ(シャンペ湖,Lac de Champex,表情1486m)である.
15時38分,シャンペ市街地にあるペンションプレインエアに到着する.
<シャンペ湖が見え始める>
<ペンション近くの駐車場>
<ペンションプレインエア>
■シックな建物
ツアーリーダーのS村さんによると,今日はアルパインツアーが企画しているもう一組のツアーと同宿になるという.私自身は,どのツアーと同室になろうとも,特段どうと言うこともないが,S村さんは頻りに気にしている.
ペンションはなかなかシックな概観である.
早速,クリストファさんが宿泊手続きを取る.私たちの部屋は,この建物の2階(現地風に言えば1階)のベランダ付の部屋に決まる.
<ペンションの概観>
■ペンションプレインエアの部屋
我々男性に宛がわれたベッドは,テラスに面した2段ベッド.足が痛いというF田さんに下段を使って頂き,私は上段を使うことにする.
部屋の前にはテラスがある.テラスからは近くの山が見えている.なかなか快適.
とりあえずは,自分のベッドに上がってリュックを降ろし,一休みする.
歩いている途中で,具合が少し悪かった女性は,隣のベッドの下段で,早々寝込んでしまう.
※私は赤○印の上段を使う
<ラックデシャンペを一回り>
■シャンペ湖散策に出掛ける
16時40分から,希望者だけで,近くのシャンペ湖の湖畔を散策することになる.具合の悪い女性1人を除く全員が参加する.
■湖畔に出る
ペンション前の道を東南東に進む.ごく緩やかな下り坂である.
ほんの数分進んだところにある三叉路を右折すると,すぐにシャンペ湖の湖畔にでる.それほど大きな湖ではないが,静かで綺麗なところである.
別荘なのだろうか,湖を囲むように洒落た家が建っている.
湖畔沿いに散策路が作られている.近所の住民と思われる方々が散策している.
■カモの親子
湖を半周した頃,期し近くでカモの親子を見掛ける.近所に住んでいると思われる親子がカモに餌を与えている.餌の廻りでかもたちが活発に泳ぎ回っている.
<カモの親子>
<カモを見つめる私たちの仲間>
■湖畔の商店街
30分あまりで,湖畔を半周して対岸の道路に出る.
この辺りがシャンペの中心街らしく,数軒の商店が軒を並べている.大阪の皆さんは,商店街の一角にあるレストランにご執心のようである.
私は,皆さんとお別れして,1人でペンションに戻る.その後,大阪の皆さんがレストランに入ったのか,入らなかったか,良く分からない.
<湖畔の商店街>
■ベッドでメモの整理
17時35分,ペンションの自室に戻る.
夕食は19時からである.まだ,かなり時間があるので,ベッドに横たわりながら,歩きながら途中で書き殴ったメモを整理する.
具合が悪い女性は,相変わらずベッドに横たわったまま,ジッとしている.
<ホテルへ戻る>
<シャンペの夜>
■自分のベッドでノンビリ
ペンションの自分のベッドに戻ってから,暫くの間,今日の記録の整理に時間を費やす.
日記を付けながら,今日も色々なことがあったなと改めて思う.長いなと思っていたツールドモンブランの旅も,いよいよ明日が最終日になる.過ぎてみると,実に呆気ないほど短い旅だったような気がする.
少し眠くなる.夕食までまだ時間があるので,それまでウトウトとしながら時間を過ごす.
■夕食
19時より1階(正確にはグランドフロアー)の食堂で夕食である.
私たちのグループの他に.おなじアルパインツアーが企画した別グループの人たちも〃食堂にいる.食堂の客のほぼ全員が日本人である.
別グループのツアーリーダーは,アルパイン大阪の方らしく,私たちのグループに居る大阪の方と顔見知りのようである.お互いに「やあ,やあ,・・」と挨拶をしている.
今日の夕食のメニューは,白ワイン,サラダ,メインディッシュは鶏肉,それにデザート.デザートの上には,赤身十字のスイスのマークが飾り付けられている.
食事の量がやたらに多いので,とても全部食べきれない.
20時20分頃,夕食はお開きになる.
自分のベッドに戻って,すぐに就寝する.
<第6日目(トレッキング4日目)のラップタイム>
[山行記録]
■バスまたは専用車による移動距離
クールマイユール→アルヌーバ 15(km)
フーリー村→シャンペ 19
(合 計) 34(km)
■水平移動距離
アルヌーバ→フーリー村 12.5km
■累積登攀高度 800m
■累積下降高度 860m
■所要時間
歩行所要時間
アルヌーバ発 9:07
フーリー村着 15:00
(所要時間) 5時間53分(5.88h)
水平歩行速度 12.5km/5.88h=2.12km/h
専用車による所要時間(待ち時間を含む)
ペンション発 7:55
クールマイユール発 8:22
アルヌーバ着 8:59
(所要時間) 1時間04分(1.06h)
フーリー村着 15:00
〃 発 15:36
シャンペ着 16:19
(所要時間) 1時間19分(1.32h)
所要時間合計 2時間23分(2.38h)
■総移動距離 34km+12.5km=46.5km
■総行動時間
クールマイユール発 7:55
シャンペ着 16:19
(総行動時間) 8時間24分(8.40h)
拘束時間比率 8.40h/24h×100=35.0(%)
(つづく)
「ツールドモンブラン」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d0e59eed548940c1ba169d71778e0a0f
「ツールドモンブラン」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8da94eb2fbbf8d4204124c40568563f2
「ツールドモンブラン」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4a4c5fb759853b8b140c4d3944095d8c
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[編集後記]
2011年10月18日(火)
昨日は,久々に眼科医を訪れた.実は,私も,年を取るにつれて,眼が疲れやすくなってきて,困っている.たとえばパソコンの前に2~3時間座っていると,遠くに焦点を合わせるのに時間が掛かったり,遠くが二重に見えたりで不便を感じている.
眼科医に言われるままに,2等3ヶ月に1回ずつ,通い始めてから,もう,かれこれ2年ほどになるが,その間,検査ばかり.検査結果は何時も特に怖い病気に罹っている気配はないと言われる.眼科医から,いくら病気はないと言われても,当の本人が調子が悪いと言っているのに,白内障もまだ手術するほどではない,また,11月末にチェックに来て下さいとのこと.華苦難とかしてくれ~ぃ・・・!
・・・・で,今朝も何時も通りに,4時に起床,もちろん真っ暗.少し冷え込んでいる.
パソコンにへばり付いている時間を減らさないと,また,眼が疲れてしまうかな.
今日はどんな一日になることやら・・・・
(愚痴おわり)