先般6月10日、郡山市民文化センターにて「3.11東日本大震災・心に刻む集い ~さすけねぇ! No Rain,No Rainbow~」が開催されました。
当日は、約450名の方に参加いただき、七回忌法要、森 達也さんの講演、照屋実穂さんとスパリゾートハワイアンズ・フラガールOG「桜美の会」の皆さんによる歌と踊りが行われました。
参加者の方からは、「現在、避難先での生活のため法事を勤めることができていなかったが、今回法事ができたと思う」、「法要の表白を聞き、同じ福島でも浜通り、中通り、会津で状況・立場の違がわかった」、「震災後、忘れていたことを改めて考えるよい機会となった」、「被害に遭われた方々に『さすけねぇ!』と言葉をかけたいと思った」、「未来の子どもたちにもこの体験を伝えるべきだと感じた」、他には福島の分断、風評被害、原発事故、森さんのお話についてなどの感想をいただきました。
そして、照屋実穂さんの歌、桜美の会の皆さんの踊りも大変好評でした。
また、当日の様子は「福島民友」新聞に掲載いただきましたので、下記からご覧ください。
福島民友⇒『震災犠牲者を悼む 東本願寺仙台教区、福島県内で初の集い』
※後日、改めて当日の写真を掲載する予定であります。
先般3月30日、本稱寺(陸前高田市)本堂新築工事の上棟式が行われました。
本稱寺は、東日本大震災の津波によって本堂・庫裡が全壊し、2011年8月初めには元の寺院場所から少し内陸側に仮本堂を設けられました。
2015年7月には、復興工事のための道路建設に伴い、新本堂建設予定地である場所(元の寺院場所から約1㎞内陸側)の横に新たな仮本堂を設置し、活動を継続なさられておりました。
以前の計画では、既に本堂・庫裡が完成している予定でしたが、様々なご事情により工事が遅れ、このたびようやく上棟式が執り行われました。
上棟式には、教区会議長、気仙組組長、近隣住職及び門徒並びに工事関係者が参列する中、法要が勤められ、法要後には餅まきが行われました。
真宗大谷派組織部主催、認定NPO法人レスキューストックヤードの協力による「保養事業意見交換会」が仙台教区で開催されました。
この保養事業意見交換会は、東日本大震災及び福島第一原発事故から6年を迎えようとしている中、各教区等で実施されている保養事業について、現状の課題や今後の在り方などを協議するため、保養事業を行っている代表者が一堂に会し、意見を交換する場として開催されました。
1日は、仙台教務所において崎山比早子氏(医学博士・元国会事故調査委員・3.11甲状腺がん子ども基金代表理事)による基調講演「放射能が子どもに与える影響について」があり、その後、福島県在住のお母さん3名と二本松市眞行寺の佐々木道範さんがパネリストとなり「保養事業参加者の生の声を聴く」パネルディスカッション、全体意見交換会(班別)が行われました。
2日は、希望者による視察が行われました。
まず、原町別院において木ノ下秀俊氏のお話をお聞きし、その後、市村高志氏(とみおか子ども未来ネットワーク理事長)の案内で今年4月1日に避難指示の一部が解除となる富岡町を視察しました。
先般4月23日、大船渡市民文化会館リアスホールにて開催しました「3.11東日本大震災・心に刻む集い ~おもかげに抱かれて~」の写真を掲載します。
下記のホームページで、今回の心に刻む集いの記事などが掲載されておりますので、ご覧ください。
「浄土真宗ドットインフォ」⇒ http://jodo-shinshu.info/2016/04/25/6185/