三重教区の桑名別院婦人会有志の皆さんによる福島県の視察です。
22日に新幹線で郡山市までいらっしゃり、三重教区で2012年から毎年実施されている「福島のこどもたちを三重へ」プロジェクトに参加された方と再会し、懇談されました。
23日には、郡山市からレンタカーで南相馬市まで移動し、午前中、原町別院参拝後、現地災害救援本部福島事務所にて木ノ下嘱託のお話を聞きました。
その後、道の駅「南相馬」で昼食を食べ、浪江町の視察を行いました。
浪江町は、立入制限がされていた地域の内、常磐高速自動車道より東側の「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」が、今年4月1日よりバリケードが撤去され、日中の出入りが自由となりました。
今回は、浪江町沿岸部と町内中心部の視察を行いました。
沿岸部は、既にガレキが撤去され、防潮堤や港などの工事が行われており、福島第一原子力発電所の煙突を見ることができました。
次に、南相馬市小高区に移動し、駅や商店街を視察しました。
小高区は、今年7月12日に避難指示が解除された地域であり、小高駅から駅北部の原ノ町駅が同日運行が再開され、既に再開されていた相馬駅まで運行しておりました。
避難指示は解除されましたが、戻られた方はまだまだ少ないようであり、地域の様子は人の姿も少なく、商店街のお店はシャッターがしまったままであり、避難指示が解除される前とほとんど変わらない状況でした。
三重教区の皆さんは、視察後、二本松市へ移動し、二本松の方々と懇談・食事をなされ、翌日お帰りになられました。
「福島のこどもたちを三重へプロジェクト」ホームページ
⇒http://booses.net/index.html