奥羽教区の岩手県宮古市・大槌町・山田町での活動です。
このたび、奥羽教区から2016年度の活動報告をいただきましたので、下記のとおりお知らせいたします。
【2016年】
7月22日/大槌町吉里吉里第5仮設
メニュー:韓国海苔巻き、お好み焼き、牛すじ土手焼き、ジュンサイ汁
9月29日/山田第2保育園
メニュー:炊き込み焼き豚飯、餃子
10月11日/松江寺(山田町)
内容:報恩講前の物品整理・掃除
12月7日/大槌町小鎚第4仮設
メニュー:炊き込み焼き豚飯、餃子
12月8日/大槌町小鎚第6仮設
メニュー:讃岐うどん
【2017年】
2月22日/大槌町吉里吉里第5仮設
メニュー:鳥めし、餃子
3月23日/宮古市愛宕小学校仮設
メニュー:鳥めし、餃子、焼き鳥、もつ煮込み
4月27日/山田町船越旧タブノ木荘跡仮設
メニュー:焼きそば、餃子
5月24日/大槌町大槌第12仮設
メニュー:牛丼、餃子
6月29日(予定)/大槌町吉里吉里仮設
奥羽教区の方々には、今年度も大槌町、山田町を中心に活動をいただきました。
新メニューの「炊き込み焼き豚飯」は、大変美味しそうな響きの名前で、真似したいメニューです。
報告書によりますと、これまでご縁のあった仮設住宅も閉鎖になったところ、もうしばらくは仮設住宅で生活をなさらなければならないところもあるようです。
来年度も引き続きよろしくお願いいたします。
三条教区第13組の宮城県・福島県の視察です。
前日15日、宮城県にいらっしゃり、地元の語り部さんに松島や石巻市を案内いただき、視察されてこられたとのことでした。
当日16日の午前は、東北別院を参拝後、急きょ予定を変更して震災遺構となった荒浜小学校(仙台市)を視察しました。
午後からは原町別院(南相馬市)に移動し、お話をお聞きしました。
その後、二本松市へ移動し、眞行寺さんでお話をお聞きになられた後、新潟へお帰りになられました。
震災から6年3ヵ月が過ぎましたが、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震を経験された方々が、東日本大震災で被災した東北のことも気にかけ、宮城県・福島県の現状を視察いただき、改めて震災について考える機会となりました。
熊本教区坊守会の岩手県・宮城県・福島県の視察です。
初日は、仙台空港に到着後、貸切小型バスで沿岸部の道路を通り岩手県陸前高田市に向かいました。
まず正德寺を訪問し、坊守さんのお話をお聞きしました。話の中には震災直後に今回参加されている坊守さんの息子さんたちが車で九州から正德寺に来て、炊き出しをしていただいた時のエピソードもありました。
次に本稱寺を訪問し、住職さんのお話をお聞きしました。
その後、仙台に戻り、市内で宿泊なさられました。
二日目は、東北別院にいらっしゃり、清谷教務所長のお話をお聞きになられました。
次に海楽寺(仙台市)を訪問し、坊守さん、前坊守さんのお話をお聞きしました。
その後、名取市閖上地区を視察し、昼食を食べました。
昼食は、徳照寺(仙台市)にご紹介いただいた農家レストラン「ちょっこら」で新鮮な野菜を使った定食をいただきました。
午後からは、原町別院(南相馬市)に移動して、木ノ下仙台教務所嘱託のお話をお聞きしました。
その日は二本松市まで移動し、宿泊なさられました。
三日目は、眞行寺で住職さんのお話をお聞きしました。
3日間で長距離を移動し、様々な方のお話をお聞きになられました。これまで多くの方々が視察にいらっしゃいましたが、これほど多くの方のお話をお聞きする視察は私も初めてでした。
熊本教区の坊守さん方は、もっと早く東北を訪問したいと考えていらっしゃたようですが、熊本地震もあり今回の視察訪問となったとのことでした。
また、熊本地震で被害に遭われた方もあり、それぞれの方からお話を聞く中でも共感することも多くあったようです。
そして、お話をいただいた後に、互いに励まし合っている姿が印象的でした。
先般6月10日、郡山市民文化センターにて「3.11東日本大震災・心に刻む集い ~さすけねぇ! No Rain,No Rainbow~」が開催されました。
当日は、約450名の方に参加いただき、七回忌法要、森 達也さんの講演、照屋実穂さんとスパリゾートハワイアンズ・フラガールOG「桜美の会」の皆さんによる歌と踊りが行われました。
参加者の方からは、「現在、避難先での生活のため法事を勤めることができていなかったが、今回法事ができたと思う」、「法要の表白を聞き、同じ福島でも浜通り、中通り、会津で状況・立場の違がわかった」、「震災後、忘れていたことを改めて考えるよい機会となった」、「被害に遭われた方々に『さすけねぇ!』と言葉をかけたいと思った」、「未来の子どもたちにもこの体験を伝えるべきだと感じた」、他には福島の分断、風評被害、原発事故、森さんのお話についてなどの感想をいただきました。
そして、照屋実穂さんの歌、桜美の会の皆さんの踊りも大変好評でした。
また、当日の様子は「福島民友」新聞に掲載いただきましたので、下記からご覧ください。
福島民友⇒『震災犠牲者を悼む 東本願寺仙台教区、福島県内で初の集い』
※後日、改めて当日の写真を掲載する予定であります。