東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2016年5月30~31日 名古屋教区第1組/宮城県【視察】

2016-05-31 18:34:42 | 活動日記

名古屋教区第1組の宮城県の視察です。

30日は、東北別院にいらっしゃり、お勤め後、仙台教区の被害状況、ボランティア活動、復興状況などのお話をお聞きいただきました。

31日は、仙台市荒浜地区、名取市閖上地区などを視察され、お帰りになられました。


2016年5月24~27日 岐阜教区/福島県会津若松市【活動】

2016-05-27 15:54:03 | 活動日記

岐阜教区の会津若松市での活動です。

24日朝、岐阜県を出発し、車2台で約8時間かけて会津若松市までいらっしゃり、買い出しと打ち合わせを行いました。

25日は、午前中にホテルから河東学園仮設に行き、会場の設営・炊き出しの準備を行いました。
午後からは、引き続き炊き出しの準備を行いつつ、念珠・腕輪念珠づくりを行い、夕方から配食しました。

今回のメニューは、これまでの本格インド料理のカレー・ナンではなく、岐阜県の郷土料理である鶏(けい)ちゃん、赤味噌の豚汁、鮎めしなどでした。

鶏ちゃんとは、しょうゆや味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉とキャベツなどを一緒に炒める料理で、ご飯やビールなどにとても合う一品で、大変好評でした。

また、昨年に引き続き参加した門徒さんがギターを持参され、念珠づくりや食事の最中に名曲を歌い奏でていただき、BGMとして場を盛り上げていただき、知っている曲の時は一緒に歌われておりました。

26日は、朝早くにホテルを出発し、福島県の富岡町(富岡駅など)まで行き、福島第一原発の事故による放射能被害を視察しました。
その後、お昼には会津若松市に戻り、扇町1号公園仮設で念珠づくり・炊き出しを行いました。

河東学園仮設は今年8月、扇町1号公園仮設は来年5月頃には閉鎖の予定であり、どちらの仮設の入居者も現在は少なくなってきておりますが、念珠づくりやお食事をしながらお話をし、お互いに楽しい時間を過ごされたようでした。

河東学園仮設の自治会長さんからは、仮設が無くなって岐阜教区の方々との関係が切れるのは寂しいので、復興公営住宅にも来てもらえないかというお話があり、岐阜教区の方からは「来年もまた来ます」と約束をなさられておりました。
その他にも、既に仮設住宅から移り住まわれた参加者の方からは、今度は家にも来てくださいというお話があり、この7月にまた来ますという約束もありました。

今後、仮設住宅が閉鎖されていく地域もありますが、震災がきっかけで出会い、そのご縁を深められ、これからも関係を大切に継続しようとされている岐阜教区の方々に感謝したいと思いました。

               


2016年5月14日 高田教区有志会/宮城県石巻市【活動】

2016-05-17 09:17:33 | 活動日記

高田教区有志会の寄磯浜での活動です。

今回は、震災翌年から毎年参加している寄磯小学校運動会での炊き出しで、メニューはカレーライスと焼き鳥でした。

昨年は開催期日が天候により、翌日に変更となってしまいましたが、今年は晴天で程よい風があり過ごしやすい天気でした。

運動会の日程は順調に進められ、日程の途中では先般4月に発生した「平成28年熊本地震」の救援金を生徒たちが救援金箱を持って周り、募金活動が行われました。
(募金活動が下記の「河北新報」の新聞で記事となっておりましたので、是非ご覧ください。) 

そして、有志会のメンバーも運動会のリレーに参加しましたが、残念ながら予選で4チーム中、4位でした。
しかし、元気な子どもたちの姿と地域の方々の笑顔が拝見でき、大変うれしく思いました。 

運動会終了後は昼食となり、皆さんにカレーや焼き鳥を美味しく食べていただきました。

有志会の方々は、前日に直接寄磯浜に入られ、前夜祭に参加し、当日の炊き出し終了後、高田に帰られました。
また、有志会の皆さんは近々、熊本にも行かれるとのことでした。

        

河北新報「〈熊本地震〉募金のリレー 運動会で呼び掛け」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160515_13017.html 


2016年5月9日 仙台教区坊守研修会「3.11を聞き伝える」/福島県南相馬市【視察】

2016-05-16 13:16:39 | 活動日記

仙台教区坊守会研修会「3.11を聞き伝える」の福島県南相馬市での視察研修です。

この研修会は、昨年度、東日本大震災で津波被害のあった石巻市に行き視察研修を行い、今年度は福島第一原子力発電所事故による放射能被害のあった南相馬市での視察研修でした。

仙台教務所を11時過ぎに出発し、バス内で昼食のお弁当を食べ、南相馬市の原町別院で木ノ下嘱託のお話をお聞きしました。

その後、木ノ下嘱託に同行いただき、小高地区を視察しました。

同じ仙台教区内であっても、東日本大震災の被害や復興状況は地域によって様々であります。

今回、放射能被害などに関するお話をお聞きし、自分自身の目で被災地をご覧になり、南相馬市の現状を共に確認した研修会でした。