Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

Smile of mute swan. The fourth time

2018-12-10 18:53:23 | 日記





佛歴2562年 12月10日










 今回はこれで四回目となるコブチャ☆ツーリングです。

 ついでに本日はついに冬将軍もお出ましとなりましたので、対•冬将軍迎撃作戦が発動。

 作戦遂行にあたって前回と同じ峠をイーグレット号(PCX)で突撃します。





 前回は初めての知らない道という事もあって、紅葉を楽しみながらのノンビリ走行でした、が。

 今回はかねてより準備していた各種冬将軍迎撃装備の性能テストもかねて、ちょっとだけスポーツ走行っぽく峠を攻めてみました。













 あと、イーグレット号は「オフ車」(私の中では)なので↓こんな道もへっちゃらで攻められます(笑)。













 あはー。ちょー楽しかった。





















 途中、ふらりと立ち寄ったホムセンで買い物のあと、普段は立ち寄らない売り場を見て歩いていると。





 屋外売り場にて、ブ太い木の杭を見つけました。

 特に必要などないのですが、何故か吸い寄せられるように手に取ります。





 うむ。これは、強いですな。

 確かにコイツなら、もし吸血鬼が現れたとしても何とかなりそうな気分になれます(笑)。



 とまあ、こんな感じでいつも通りにあっちこっち寄り道をしながらも、無事コブチャ☆カポーのもとに到着しました、ら。




















 「──っとお!!」





 現地に到着し、ケースからカメラを取り出してすぐのタイミングで。





 トンビくんからの熱烈な歓迎、というかカツアゲ?(笑)を受けました。




























 いやはや、それにしてもなんでまたこんなにも懐かれたものやららら。

 もうねそれは大きな声でピーヒャラ言いながら、私の頭上2、3mをクルクルと旋回しています。





 ここまで喜ばれると、私もやっぱり嬉しくなってしまうのですが……
















 ずん!





 ずずん!





 ぬーん!





 こ、これは前門のトンビくんに、後門のコブチャカポー……って、なにこの四面楚歌。


 現地に到着早々、何故か私は鳥たちに取り囲まれて、追い詰められていました(笑)。





 ま、平和なもんですね。



















 ふー





 あー、よっこらせ。





 てな感じでおじいちゃんコブチャが伸びをするように、翼をパタパター、って。

 うん、本人的には軽くパタパタって感じなのかもしれませんが、すぐそばに居る私に届いていた風圧は「ブワッサ! ブワッサ!!」と、なかなか強烈なものがありました。

 なんとなく「ウエスタン•ラリアット」という往年のプロレス技を彷彿させる迫力があります(笑)。





 コブハクチョウは基本的に大人しく、ある程度は人に慣れている個体が多いと思われますけれど、この大きな身体を持ち上げて空を飛ぶ翼には、大変強い力が秘められています。

 こちらが面白半分から迂闊なチョッカイをかけてしまい、もしもこのコブチャ•ラリアットを食らえば、とても只では済みそうもありません。

 コブチャと仲良くする際には充分な注意と配慮が必要です。





































































 ここにいるとほんとに、あっという間に時が過ぎて行きます。




















 ん?





 会議中、でしょうか?。





 詳しい内容は分かりませんが、何らかの合意に達した模様。





 何か言いたげに、こちらににじり寄るカポー。





 そして












































 何か一言呟いたようなおばあちゃんコブチャが、優しく、微笑んでいました。














































 みんな、またね。
























 川原から土手に上がり、もう一度コブチャたちの姿を探すと。





 コブチャカポーとトンビくんによる夢の三者会談が実現されているかのような光景を目にし、なんだか胸の奥がほっこりせざるを得ませんでした。




















 生きとし生けるものが幸せでありますように。





 230 拝






名場面はいつも突然に

2018-12-09 08:40:52 | 日記




佛歴2562年 12月9日


 昨日一日吹き荒れていた強風はピタリと止み、今朝は穏やかな冷たさと静けさに満ちた川っぺりです。

 薄明の空は、薄紫の雲と群青とに二分されていました。

 そして今朝は昨日の西風でみなさんお疲れだったせいか、鳥さんたちもみんな寝坊していたみたいです。




































































































 陽光の柱が朧と消えた頃、おやおや、お嬢様、やっとお目覚めですか。





 みんなおはよ。









































































 ──で、二、三日前から「キョキョッ」って声は聞こえていたんですけどね。





 遥かシベリアからの使者、ツグミン(ツグミ)ついに登場。



































 瞑想を終え、持ち物の片づけをしていると突然、(え? どこにそんなにいたの)というくらいのカルガモ達が、大きな水音を響かせながら一斉に離水します。
 
 次いでカラス警備隊の緊急警告声が響き渡り、次瞬私の足元にはジョビ子さんが飛び込んで来ました。

 私は「えっ、何? 何?」と、状況を把握する間もなく次の瞬間。

 私の左手の雑木林からチュウヒ(多分)らしき猛禽が一羽飛び出してまいりました。

 彼我の最接近距離はおよそ5m。

 至近距離で逆光に煌めきながら飛翔する羽毛、翼、そして彼の目と私の目が一瞬、交錯しました。


 次瞬、二羽のカラス警備隊による追撃。

 そしてまた唐突に戻る、静寂。

 カルガモ達の水音から始まったこの小さな騒動は、約10秒ほどで終息しました。

 突然現れ、速攻で過ぎ去った数秒間の光景が、まざまざと私の脳裏に焼きつきます。

 さっきまで私の足元にいたジョビ子さんも危機が去ったことを悟ると、さっさと朝食をとりに雑木林のダイナーに向かったご様子。

 「(あーあ、まーた名場面を撮りこぼしちゃったなぁ…)」

 そう独り言りながらチュウヒくん(推定)の華麗な飛翔を思い起こし、図らずも小鳥たちの安全を守ったカラス警備隊に思いを馳せ、撤収した今朝の川っぺりです。





 生きとし生けるものが幸せでありますように。





 230 拝





空と陸の西風セーリング

2018-12-08 09:31:50 | 日記



佛歴2562年 12月7日





 今朝は強い西風が路上にも吹きすさび、走行中のイーグレット号(PCX)を左右に激しく煽っていました。

 バイクの運転中に横風に曝された時は、基本的にライダーの重心移動でなんとかバランスをとる事しか出来ないのですが、先日来取り付けていた大きなウインドシールドが、やり方次第で帆の役割まで果たしてくれる事に(今さらながら)初めて気がつきました。

 僅かに車体をバンクさせながらカウンター気味のハンドリングを行うことで、ウインドシールドは上手く風を巻き込み、今までは忌々しいだけだった横風を前進する為の力強い駆動力に変換してくれていました。

 しばし寒さも忘れ、まるで大海原で楽しむセーリングのような運転を大いに楽しみながら、あっという間にいつもの川っぺりに無事到着。
























 あ、ジョビ子おはよー。





 今朝は強風のせいでおちおち眠ていられなかったものか、いつもは寝坊助なジョビ子さんが早々にお出迎えしてくれました。































 みるみる内に流れゆく雲を眺めていると。

























 ミサゴさん、見参。





 先ほどの私なんかよりも遥かに上手く風をいなしながら、何度も何度もホバリングの体勢をとるミサゴさんですが、やはり西風が強過ぎるせいかイマイチお魚のロックオンが難しいご様子。









 それでも一度だけ、狙いを定めて急降下を試みていましたけれど、それは残念ながら失敗に終わりました。





 それでも再び上空に舞──え?。









 いつの間にかに、もう一羽のミサゴさんがお出ましとなり、やがて二羽は連れ立つようにして東の空へと消えて行きました。










































 久しぶりの強い日差しは西風がもたらした強い冷気を、少しずつ打ち消して行きます。





 そして落葉樹たちもようやく徐々に葉を落としてくれてきたおかげで。























 今季初のエナガちゃん達を、ようやくファインダー内に納められました。
































 荷物を片して、そろそろ帰ろうかと立ち上がった時。





 送り狼ならぬ、送りジョビ子さんが再び参上。





生きとし生けるものが幸せでありますように。





 230 拝





高圧線上のアリア

2018-12-06 08:50:04 | 日記





 佛歴2562年 12月6日





 G線上のアリア。

 私はこのアリアというのは、てっきり女性の名前か何かと思っていたのですが、先日知人から聞いたところによると、単に「歌謡」という意味合いだったそうで……またひとつ勉強させて頂きました。

 そして今朝。

 こちらの川を跨ぐ高圧線上で繰り広げられた鳥たちのアリアは、錚々たるメンバーによる大変なアップロー(大騒ぎ)でした。


 みんなおはよ。





 今朝も高圧線上に最初にお出ましくださったのは、このところよくお見かけするブサ(ハヤブサ)さんです。





 こちらのブサさんがいらっしゃっている時は、いつも私より先にいらっしゃっています。 

 私は大体日の出時刻のおよそ二十分前、薄明の頃に到着しているのですが、いつもそれよりも早くいらっしゃっているブサさんって……一体。

 もしかしたら闇夜の空を飛んで来ているのかもしれませんが。いや、それよりも、もしかしたらこの高圧線上を寝床にしているのかもしれないんじゃないかなと、疑っています。

 時間があれば一度キャンプでもしながら、じっくり調査してみたいところです。





 やがてカラス警備隊の合唱がはじまります。





 カラスたちの戦歌を理解したであろうブサさんは、無益な争いを避けるかのようにこの場から去り──その時、私の足元の小枝には。





 ジョビ子さん登場。





 ジョウビタキがナンキンハゼの実を食するところは初めて見ました。









 そしてジョビ子が視線を上空に向けているのに連られた私も、彼女の視線の先を追ってみると。





 カラス同士のドッグファイトが繰り広げられていました。













 カラス同士のちょっとした小競り合い程度なら珍しくもないのですが、およそ五分以上も継続する空中戦となると、これは結構(私にとっては)珍しいことです。


 そして、ふと気づくと。









 今度は高圧線上にトンビさんが一羽。そしてカラス警備員が一羽、二羽と。





 そしてさらに高圧線とは異なる方角から「ピィィィーー!ヒャロロロロー!」と、もう一羽のトンビさんの雄叫びが響きます。























 またしても珍しい事に、トンビさんがカラスくんの後ろを取っていました。

 しかしトンビさんに攻撃する意図はないようで、カラスくんの方が勝手に焦ってパニクっていた模様。





 やがてこの二羽が高圧線上に接近すると。





 そこにはカラス警備隊の本隊が、もう一羽のトンビさんを包囲していました。

 上空を通過するトンビさんと、高圧線上に佇むトンビさんのどちらにレンズを向けようかと、私がグズグズ悩んでいる間に、高圧線上のトンビさんも飛去りました。

 しかし彼を包囲していた本隊の皆さんは特に動きません。

 大体の場合、ここら辺りを縄張りとしているカラスくん達は猛禽達に「二度と顔を見せるな!」とばかりにある程度の追い込みをかけるのが普通なんですけれどね。

 どうしたんだろ? そう思ってズームアップしてみると。





 ここら辺では珍しくハシボソカラスさんと、ハシブトカラスくんが混ざっていたみたいですね。

 ちなみに大きな方がブトさん。小さな方がボソさんです。

 おそらくは彼らはそれぞれ別の猛禽達を追っていて、各々がこの高圧線上でたまたまかち合い、なんだか気まずくなってしまったような感じでした。

 そんな高圧線上の騒ぎを尻目に。





 カルガモ達は恋のお相手を探す求愛ダンスに精を出していました(笑)。

















 どうもここ数日はお天気も妙な具合となっている事ですし、鳥たちだって色々大変だったり、おかしな事になったりしていますけれど、そのおかげで今朝は、少し珍しい光景を沢山見られた川っぺりでした。





生きとし生けるものが幸せでありますように。





 230 拝



PCX盗難対策にウインドシールド/備災活動その2

2018-12-03 18:16:15 | 日記





 ホンダのバイク「PCX」盗難急増

 2018年3月には143台の「PCX」を盗み、フリマアプリで転売していた大阪の窃盗グループが検挙された。大阪府内では昨年一年間で、「PCX」が盗まれる被害が283件発生。今年に入ってからは10月末までで、338台が盗まれるなど被害が急増している。 (yahoo headline より転載)



 という訳で、昨年からずっと現在に至るまで、PCXが盗まれ続けているとの報を先日目にしました。

 では何故、今、PCXが狙われているのでしょうか。

 それはやはり、人気があり、比較的少額な為に却って換金が容易で、そして何よりも「簡単に盗み易い」事が主たる原因ではないかと愚考します。

 そこで今回は盗難という身近な人災を少しでも未然に防ぐために、備災活動(私の趣味w)の一貫として、バイク(ある程度PCXに絞った)の盗難抑止対策について考察し、現在私が実行している盗難対策の一部を紹介したいと思います。













 ↑これらの画像はバイク盗難の瞬間を防犯カメラ等が撮影し、YouTubeで公開されていた動画をスクリーンショットで切り取った画像になります

 私がこうした動画を見ていてまず最初に思った事は「バイク盗難に使われる車は、平ボディのユニックやトラックなんかじゃなく、バンやワゴン車等の箱車が圧倒的に多いんだろうな……」という推測でした。

 ここで少し泥棒の立場に立って考えてみますと、やはり平ボディのトラック等に積んだ盗難車が「丸見えのまま」逃走することは、さすがに避けたいでしょうね。

 そしてタイダウン等で盗難車を荷台に固定し、その上からシートで隠すとしても、壁の無い平ボディではその作業の手間と時間が大きく掛かり過ぎる筈です。

 ところで、今回の記事を書くに当たりバイク盗難防止対策を主旨とした、様々なサイトや動画を閲覧したところ、どうやらバイク泥棒が下見をする際には、盗難作業が「三分以内」で済ませられるかどうかが、盗みを実行するかどうかという判断の大きな基準となっているそうです。
 
 まあ、それはそうなんでしょうね。

 で、そうなるとすると、例えば窃盗にユニック車を使うならクレーンを展開するだけで五分以上は掛かるでしょうし、騒音もかなり響かせてしまいます。

 その上、路上一杯に作業車を停めて盗難作業をするなんて、これは明らかに目立ち過ぎますからね。

 以上の考察からコソコソとバイクを盗むに当たって、大きな平ボディのトラックは大変不向きだと考えていいでしょう。

 そんな訳から現状バイク盗難に使われる車とは、バンやワゴン車等のボックス型の車が多く使われているのだと考えられます。



 そこまで考えた時、良さそうな考えが一つ私の心に浮かびました。

 それは「あ、そうか。だったらPCXの背を高くしちゃえば良いんじゃねーか!」という考えです。

 この考えが決め手となって購入したのが↓こちらのウインドシールドになります。





 もとよりウインドシールドの導入に関しては盗難云々と関係なく、走行中の防風、防雨、防寒、防虫対策として最初から装備する予定がありました。

 しかしPCX購入当初は、市販されているウインドシールドの中から一体どのウインドシールドを選べばいいのかな、と……かなり迷っていたのです。

 それからしばらくして「ボックス車によるバイク盗難を抑止するには、バイクの全高そのものを高くする事こそが最適解なんじゃないの?」

 という自身の考えに従って、いくつかの候補の中から一番大きなウインドシールドを購入するに至りました。

 では次に、バイクの全高を高くする事がどうして盗難対策になるのか? について説明します。

 それはごく単純に、車の荷室高よりもバイクの高さを高くしてしまえば、そう簡単には車内に積み込めないからです。

 一見、単体として見ると大変大きく見えるバイクでも、実際は様々な体格の人間が跨がって運転するという前提がある以上、それほど大きなバイクというのはあり得ません。

 SSやオフ車、アドベンチャータイプという比較的大きなバイクにしても、車体の全高(詳しく調べてはいませんが)とは、せいぜい1m30cmから1m40cmくらいまでだったと記憶しています。

 さらにPCXの全高に限って言えば、たったの1m10cmしかありません。

 それに対して盗難に使われそうなバンやワゴン車の荷室高なのですが、これらをざっと調べた限りから平均すると、大体1m30cm強といったところでした。

 もちろん平均よりも大きな車はいくらでもありますが、荷室高が平均よりも高い車とは、当然車体そのものが大きくなり、その分駐車場所を選ぶ事にもなり、その結果コストとリスクが跳ね上がり、悪目立ちする事にも繋がります。

 ちなみに現行のハイエースシリーズから荷室高が最も高いモノを調べてみると、確か1m60cm前後のものが最大だったと記憶しています。

 以上の考察材料(数字関係があやふやで大変申し訳ない)から考えられる盗難対策として、ウインドシールド等を使ってバイクの全高を最低でも1m30cm以上、可能であれば1m60cm以上にしておく事。

 これが出来ればYouTube動画で見られるような「人力のみでバイクを簡単に積み込まれる」という危険は、かなりの確率で避けられるものと考えられます。

 という訳で、可能な限り大きなウインドシールドを自車に取り付ける事は、盗難対策としてもかなり有効である。という持説なのですが、しかしこれだけではやっぱり少々心許ないですよね。



 なのであと幾つかの盗難対策グッズを追加します。

 まずバイクから離れる時は、ブレーキレバーをロックしましょう。

 そもそもバイクにはバックギアはおろかパーキングギアやサイドブレーキすら搭載されていないモノが大半を占めています。

 なので、ハンドルロックを破壊されてもバイクのタイヤが簡単には回らないように対策する事が必要だと考えました。

 その際に、極太の超硬いチェーン等で、母なる大地にガッチリとロック出来れば最高ですけれど、やはりそれなりのモノはそれなりに結構お高くなってしまいます。

 だったらせっかく元からついている前後のブレーキを作動させておけば、人間一人分の力で押して動かされるリスクも、かなり抑止出来るのではないでしょうか。

 (バイク ブレーキレバー ロック)という単語で検索すれば二、三千円というそこそこのお値段で、良さげなブレーキレバーロックが引っかかるでしょう。

 もちろん素直にそれらを購入しても良いのですが、もしツルの長さが合う丈夫な南京錠等が手元にあれば、それらをそのままレバーロックとして流用する事も可能ですよね。まあ、その辺はアイデア次第です。

 そしてそして、ここまで考えを巡らせてせっかく設置したロックやシールドも、その各々を泥棒の目線から見れば、各個を破壊して取り除くことは十分に可能です。

 それをも踏まえた上でのトドメとして、イモビライザーを初めとする振動や傾斜を感知する類の大音量アラームの設置が必須だと考えました。

 こうしたアラームは某アマゾン等で二千円前後からの出品が数多くあり、性能も必要十分なスペックを備えています。

 たとえロックが簡単に破壊されるものだとしても、破壊する際に無音且つ無振動で作業させないように工夫して配置すれば、盗難行為そのものを諦めさせる可能性を、大きく上げられるかもしれませんね。

 



 以上、ここまでは盗難犯に対してワザと「見せる」ことで、(ウーン、コイツはメンドクセーな……ヤメとくか)と思わせる為の対策ですが、この他にもあと幾つか「隠し対策」を仕掛けておけば尚良しと、私は結論しました。





 それでは最後に、何かの偶然でたまたまこのブログにたどり着いたかもしれない、泥棒行為で生計を立てている全ての方々に向けて一言申し上げます。

 泥棒が悪い事である事は、私などに言われるまでもなく十分承知している事でしょうけれど、恐らくはあなたが思っている以上に、泥棒という行為は、あなた自身とあなたに関わる全ての人々の人生を、根底からメチャクチャに破壊します。

 それはあなた自身がどんなに屁理屈を捏ねようとも、泥棒とは人間社会の良き面の全てを、完全に、敵に回す行為だからです。

 それでもあなたは、バレなければ良いじゃないかと、今は本気でそう思っているかもしれませんが、残念ながらそうは問屋が卸しません。

 何故なら、他ならぬあなた自身が本当は自分が泥棒であるという事実を知っているからです。

 それ故に、信頼を前提とした社会の善意や思いやり、そうした基本的な全ての安らぎに対して、あなたは決して溶け込むことが出来ません。

 そして何かあれば常に不信と疑心暗鬼が心に渦巻き、いつ訪れるともしれない被害者からの怨念が籠もった報復という見えない影(妄想)に、日々怯えながら、ご自分の大切な人生を、自分自身の手で、徹底的に台無しするという事こそが泥棒という行為の代償になるのです。

 そんなの、つまんなくないですかね。







生きとし生けるものが幸せでありますように。


 230 拝