佛歴2562年 12月2日
今朝は東南東の空に月と金星、そして太陽が揃い踏みでのお出ましとなりそうでした──が。
残念ながら私のカメラではお月様はなんとか捉えられたものの、薄明の空に輝く金星の光はつぶれてしまいました。あぁ、無念なり。
みんな
おはよ。
ちょっとホラーテイストなガスが地上から立ち上り、北から南へとゆっくり動いていました。
トンビVSカラス。ザ•タイマンです。
確かにタイマンと言えなくもない状況ですが、トンビさんの方にはカラスをやっつけてやろうとする意志は見えず、やがてカラス警備員を振り切って行かれました。
大抵の場合、カラスたちは仲間を呼び寄せ、徒党を組んでから猛禽に挑むものですけど、時々、血気盛んな個体がこうして1対1の空中戦を仕掛けています。
結局トンビさんに軽く振り切られたカラスくんは
「ふーんだ! 今日のところはこれくらいで勘弁してやるぜ!」
と、云わんばかりに堂々と凱旋。あはは、お疲れー。
日の出まであと僅か。
先ほどのホラーテイストなガスが、まるで、今にも迫り来る太陽光線に怯え、悶え、苦しみながら逃げ惑っている悪霊(笑)のように移動していました。
そしてふと、気づくと。
スズメの御一家のみなさんが鈴なりの構えにて、こちらも曙を待っていたご様子。
「ウギャャアーッ!」
と、ついにお出ましになった、有り難~い御来光に、その身を焼かれた悪霊(笑)が、断末魔(嘘)を上げながらみるみるうちにその実体(ガス)を失っていました(笑)。
……悪は、滅びたわ(笑)
そう背中で語るジョビ子さんでした(ウソ)。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝