21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

学校選択の自由をvvv

2007年05月19日 12時18分34秒 | Weblog
 児童・保護者に学校選択の自由を与える”良いことだ。公立を含め学校間の自由競争が起こり、取捨選択を経て、学校教育全体の質が上がるだろう。
 一つはっきりさせておきたいのは、学校間の自由競争が始まり、教育委員会の影響力が減少すれば、「学校の質=管理者の質」と言う公式がはっきりすると言う事だ。教育の質って言うのは基本的に教員の指導力と直結しているが、「学校の質」となると、「一人一人の教員の実力の平均」と言う事になる。これは学校によって大して変わらない。ようは管理者が、能力のある教員の実力をどこまで利用できるか、能力の無い教員をどこまで補助できるかってことにかかってくる。
 しかしそうなってくると、可哀相なのは公務員である教員の方だ。偶然、初めて配置された学校の管理者が馬鹿なら、その学校は生き残れずに廃止されてしまう。ただ単にその仕事を失うだけでなく、個人の教師としての能力も疑われてしまうかもしれない。新しい学校に移ったとしても、高い評価を得られるようになるには時間がかかるだろう。
 と言うわけで、”教師にも学校選択の自由を