旧・少年法は子供に優しくできていた。14才未満の児童は絶対に罰せられなかった。三島由紀夫の小説に出てくる通り、悪どいガキもいたかもしれない。でも、あの法律は決して、「子供は純粋無垢だ」などと言う理想に捕われていたわけではない。
戦後の時代、子供も生きる為に必死だった。しかしそれは決して彼らが悪かったわけではなく、国家を敗戦に追い込んだ大人達の責任だった。だから、子供達が何をしたとしても、罰しないようにしようと言う法律が成立したわけである。。。。
当然の話だが、終戦直後、懸命に生存競争をしていた青少年の犯罪の濃度は今の比ではなかった。
今、子供達は罰せられてしまう。しかし彼らはその代わりに何を得たのだろうか? 彼らには選挙権さえなければ、遺書を書くことさえできない。脳死になっても、臓器を提供したいかどうかの意思表示さえ法的には認められていないのである。子供にも権利を!!
戦後の時代、子供も生きる為に必死だった。しかしそれは決して彼らが悪かったわけではなく、国家を敗戦に追い込んだ大人達の責任だった。だから、子供達が何をしたとしても、罰しないようにしようと言う法律が成立したわけである。。。。
当然の話だが、終戦直後、懸命に生存競争をしていた青少年の犯罪の濃度は今の比ではなかった。
今、子供達は罰せられてしまう。しかし彼らはその代わりに何を得たのだろうか? 彼らには選挙権さえなければ、遺書を書くことさえできない。脳死になっても、臓器を提供したいかどうかの意思表示さえ法的には認められていないのである。子供にも権利を!!