21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

旧・少年法

2007年05月31日 16時52分21秒 | Weblog
 旧・少年法は子供に優しくできていた。14才未満の児童は絶対に罰せられなかった。三島由紀夫の小説に出てくる通り、悪どいガキもいたかもしれない。でも、あの法律は決して、「子供は純粋無垢だ」などと言う理想に捕われていたわけではない。
 戦後の時代、子供も生きる為に必死だった。しかしそれは決して彼らが悪かったわけではなく、国家を敗戦に追い込んだ大人達の責任だった。だから、子供達が何をしたとしても、罰しないようにしようと言う法律が成立したわけである。。。。

 当然の話だが、終戦直後、懸命に生存競争をしていた青少年の犯罪の濃度は今の比ではなかった。

 今、子供達は罰せられてしまう。しかし彼らはその代わりに何を得たのだろうか? 彼らには選挙権さえなければ、遺書を書くことさえできない。脳死になっても、臓器を提供したいかどうかの意思表示さえ法的には認められていないのである。子供にも権利を!!

やっぱり、バカは利用されるだけ?

2007年05月31日 12時30分47秒 | Weblog

 やっぱり、バカって言うのは人に利用されるだけなんじゃないかと思う。って、私が「馬鹿」と呼びたい人物は、人の言うことばっかりを聞いていて自分で判断しない人なんだけど、、、
自力で情報収集ができない、情報の真偽を確認できない、となるとやっぱり判断は他人頼りになる。別にそれでも、その「他人」が親切な人であるうちは問題がなんだけど、現代社会はそんな人達だけで構成されていない。
ああ、公共教育が子供達に、「他人に利用されない為の知恵」と「人を利用しない倫理観」を教えることができれば、そんな嬉しいことは何だけどね。

適切な食事と運動を

2007年05月31日 06時28分22秒 | Weblog
 『アメリカのセレブで養子をとる人が増えているのは、ダイエットのし過ぎで子供を産めない体になっているからじゃないか』って言うしょうもないゴシップ番組を見てた。 まぁ、所詮は芸能人に劣等感を持っている視聴者の感情をうまく利用したような番組なんだろうけど、一理あるな’とも思った。

 特に、やせ過ぎているヤツの脹脛とか二の腕の映像は凄かった、、、、脂肪がない’と言うよりかは、筋肉さえない’って感じ。強制収容所に入っていた人の写真家と思ったよ。。。。
 それに、番組で取り上げられていた人は体重のアップダウンが激しかった。。。。つまり、その人は生まれつき痩せている/痩せ易いと言うわけではないんだよ。。その上、その体重の増減が短期間で起きていた。。。。太るにしても痩せるにしても、短期間で激しい体重の変化が起これば、骨への悪影響は避けられないよ。。。。。

 とりあえず、『教訓』。ある日自分が太っているとこに気がついてから、突然思い立ってダイエット’を始めるのではなく、日々、食生活に気を使い、適度な運動をして健康状態を維持するようにしましょう。。。。。既に、脂肪過多の人も、太り過ぎ’と言うだけで(他に喫煙/飲酒をしてない限り)死ぬ人はそうそういないので、あせらずに長期的な減量計画を立てて実行しましょう。

中国>スーダン>ダルフール

2007年05月31日 06時10分41秒 | Weblog
ダルフールで住民を虐殺しているスーダン政府への制裁に中国は参加する気がないらしい。中国はスーダンで一体何をやりたいのか?
一説には、油田の利権・エネルギー資源を確保する為にスーダン政府を保護していると言われる。。。。。そんなバカな、

本当に、現地の石油から確実に利益が得られるとするのなら、アメリカの企業がさっさと参入している。アメリカ企業こそが利益に目敏い。でも、米国石油メジャーはスーダンに行こうとしていない。そして、アメリカ政府はスーダン政府への経済制裁に乗り気だ。石油メジャーがスーダンに手を出さない理由、それは、政治的リスクだ。

スーダンでの油田開発は政治的リスクが高過ぎる。虐殺が起きていると言う事は、スーダンが独裁国家であると言う事で、まずクーデターが起こる可能性がある。そして、その場合、前政権と結ばれた油田開発計画は破棄される場合が多い。特に、もしアメリカがクーデター側を支援していた場合、そのクーデター政権は中国との契約を全く考慮しない。民主主義国家では、国民全員が権利を放棄しないが限り、クーデターは成功しない、しかし独裁国家では、軍事指導者が簡単に政権を取ることができる。

さて、中国はスーダンでの政治リスクを克服して、20年後も現地の原油資源を確保し続けることができるのか? それとも敗北して、全て(投資資金/経済発展に必要なエネルギー源)を失ってしまうのか? 今はちょっと分からない。。。。。。。

でも、アメリカの石油メジャーが興味を持っていないような油田で、、、、、