第16回植村直己冒険賞を受賞された「斉藤実さん」が、来校してくださいました。
6月2日(土)に開催された授賞式では、本校3年生がオープニングを飾り、「世界中の子どもたちが」を、“広げよう1僕らの夢を!”のメッセージとともに、すてきに歌ってくれたのが、ついこの間のように思い起こされます。
5校時に全校生でが体育館で、その後5・6年生がミーティングルームで、お話をお聞きしました。
ヨットで単独「最高齢・最多(8回)」の世界一周を成し遂げられた方です。
幼少の頃は体が弱かったそうですが、中学校の頃から「山登り」を始められ、ロッククライミングもされていたそうです。しかし、34~35歳頃から、できなくなり、その頃、大学のヨット部の先輩に誘われて、海へ
「自分に挑戦し続ける」「孤闘(Fightig Alone)」と題して、お話をしていただきましたが、
「決してあきらめない」「必ず生きて帰るという強い意志を持って」
「夢はただだから、でっかい夢を持ってください。夢を持っている人は、目がきれいで、心が豊かです。夢が達成されなくても、また次の夢を持てばいいのです。」と。
「目がきれい」というお言葉は、授賞式でもお聞きし、印象に強く残っていました。
「食料は、どんな物を・・・。」
「心に残った景色は・・・。」
「また世界一周に行きたいと思われますか。」
「トイレはどのようにされたのですか。」
「航海されていて、いやだと思われたことがありますか。」等々・・・
次々に質問が出て、時間が足りず、質問できなかった人は、小谷冒険館長様に託すことになりました。
もう80歳になられるとは思えないほどお元気な方でした。ご来校いただき、ほんとうにありがとうございました。