Ｓ３２年ということと、発駅名が仙台駅前であることからバス券であると判断出来ます。ただし北仙台以北は仙台鉄道廃線区間沿いに運行していたものと思われます。陸前大沢は鉄道時代に同駅名がありました。
国鉄連絡で、以前は福島電鉄名義の土湯温泉発のバス硬券をご紹介しましたが、今回は福島交通になってからのＳ３９年の岳温泉バス駅からの補充片道の硬券です。
鉄道廃止後のバスから国鉄連絡の廃札券です。
自社線内の路線バスのＳ３７年のＢ型硬券です。
東日本急行バスが岩手急行バス、国鉄バスと共通して運行していたときのＡ型券で赤線１条で垂直ミシン目のある仕様です。
ちょっと新鮮なものでした。Ｓ４０年代後半でしょうか。
半硬券が多くみられたバス路線ですが、ちゃんとした硬券もかつてはありました。左の券、日詰は国鉄（ＪＲ）にも駅があります。
岩手県交通専用の硬券も発行されていました。
Ｓ５８年のものです。
ＪＲ連絡の時代まで硬券が残っていました。
ハワイアンセンターも現在は名を変えているようです。
土湯温泉は福島から南西の温泉街のバス駅です。
福島電鉄・福島交通時代と、ここや岳温泉の自動車線と国鉄連絡の硬券を扱っていた時代がありました。
宮城バスはＳ４５頃には他会社とも合併して宮城交通となりました。こうして５０年代も国鉄連絡の硬券は残りました。
様式は鮮やかな青色みやぎこうつう地紋でした。
鉄道が廃止になった半年後ぐらいのバスになったあとの国鉄連絡の硬券です。鉄道末期時代と様式は同じだと思います。
