学生時代は、専ら硬券入場券を現地購入して集める。汽車旅を楽しむ、ということが主体で（本来はこれが一番なのですが）、切符の知識なども乏しく、駅でたまたま見かけた出場券や、無札証明の硬券を見かけると驚くほどでした。
例えば、今なら殆ど価値的には低いような、こういった硬券でも、最初に見た30年ほど前はどうにか入手したかったものです。まだ趣味の切符商とかも知らない時代では。
現在は、こういうのは何枚かあればいいかな、程度の認識になってしまいましたが。
こういうのは昔は一般的に多くありました。縦型の透明ラップに入っていて、多くは色はあっても無地紋でしたが、このようにいくらかはダッチングも入って地紋のあるものもありました。この方が切符らしく思えます。
どうして、こういう券がわざわざあったのか？ と思ってました。
越後中里駅Ｓ６１年の発行で、硬券入場券より豪華なＡ型でありました。
駅舎と反対側へ出るためのもののようです。
新幹線「ひかり」も硬券で乗るのが主流の時代でしょうか。Ｓ４２年のものでした。
補充片道券が流用されたＳ４１年の短距離金額表示の判子補充のＤ型硬券です。節約なのか贅沢なのか（笑）。
国鉄８０円時代の学駅の硬券入場券は、６０円の様式から８０円になりこの様式に変わってた数ケ月後、
Ｓ５４年からはお馴染み人気のＡ硬緑地紋の、ご入学の縁起切符に変わっています。
Ｓ５５年頃まであった夜行鈍行「からまつ」のＢ寝台券ですが、Ｄ型でも常備でもない、Ａ型補充の硬券です。
そもそも、これにＤ型常備なんかあったのか？こういうＡ型しか見かけないのですが。
Ｓ５０年の国鉄夕張線登川支線の区間の硬券で登川駅で発行された硬券です。Ｓ５６年に支線と登川駅が廃止されました。
紅葉山駅は、今も石勝線の新夕張駅として残っています。
最近はブログの趣旨から離れたものも多くなり、すいません。
左記は国鉄名寄本線上湧別（ここ自体廃止）のものですが、経由線（廃線の湧網線）の
駅が並ぶＤ型準常備式の硬券でＳ５３年ののものでした。
Ｓ４４．４．４で440円の１等緑色Ａ型硬券の国鉄の急行券。
券面表面に「4」が８箇所。
ちょっと面白く、ご紹介しました。
