彼岸も近くなり秋らしい気温も多くなってきました。北本自然観察公園の湿地帯に咲くワタラセツリフネソウの花が目に付くようになってきました。まだ数は少ないですがこれから咲く範囲が徐々に増えてくると思います。
ワタラセツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネソウ属
2005年9月21日開催の日本植物学会で新種として発表された新しい種です。
従来はツリフネソウと区別されていませんでした。しかし、渡良瀬遊水地近くの高校で教員をされていた大和田真澄先生がツリフネソウとの相違点に疑問を抱き4年以上の歳月をかけて各地の標本などを調査されました。その後愛知教育大学渡邉幹男助教授らの協力も得て遺伝子レベルでの違いも確認されて独立種として上記の発表に至ったそうです。
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