最近、北本自然観察公園ではよくカワセミが見られるようになりました。
カワセミは漢字で「翡翠」と書きブッポウソウ科カワセミ目の小鳥です。自然を愛する人たちや野鳥好き人の中で人気に高い鳥であり江戸時代の浮世絵にも描かれているそうです。コバルト色の背と橙色の胸部を持ったくちばしの大きな美しい小鳥。光線の具合によって青にも緑にも輝くことから「水辺の宝石」と讃えられています。
全国に生息していますが北海道では夏鳥です。低地から山地の河川や湖沼、市街地の池や河川など水辺に生息します。離島では海岸付近でも見られます。一時は河川等の水質汚染で市街地付近ではほとんど見られなくなりましたが、環境改善が進み山地から戻ってきて容易に見ることが出来るようになってきました。
他の野鳥とは明らかに区別はつきますが雌雄の判別は離れていると判りにくいものです。判別方法は長いくちばしで見分けられるようで、黒いくちばしが♂、くちばしの下部が赤いものが♀の様です。写真の5~7番目が♀というのが判ります。
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