ハンゲショウ ドクダミ科ハンゲショウ属
暦の雑節の一つで夏至から11日目、太陽暦では7月1日頃若しくはその日から5日間を半夏生といいます。今年は7月2日でした。なぜ半夏生というのかは諸説あるかと思いますが、ハンゲショウが咲く季節だからということです。ハンゲショウは和名で片白草とも言われる毒草です。葉の数枚の一部が、しかも表(おもて)面だけが白くなることから半分化粧しているように見え「半化粧」からハンゲショウになったといわれています。
半夏生には土用の丑の日と同じように蛸を食べる習慣があるようです。
マツヨイグサ アカバナ科マツヨイグサ属
マツヨイグサ(待宵草)は文字通り宵を待って咲くことから名づけられました。月見草と呼ばれることもありますがツキミソウとは別物です。
竹下夢二の詩に曲が付けられた「宵待草」は語呂が良かったからなのか詩人の感性で意識的に変えたかどうか不明だということです。また太宰治の「富嶽百景」に出てくる月見草はマツヨイグサであったとされています。
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