サルスベリは別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」の名の通り初夏から秋までの長い期間鮮やかな紅色、ピンク、白などの花を咲かせるミソハギ科サルスベリ属の花木です。
樹皮が滑らかな手触りをしているのが特徴で、猿が滑り落ちてしまうほどのツルツルさからこの名前が付きました。
実際には猿は難なく登ってしまい落ちることは無いです。
遠い昔に卒業した小学校の職員室の前に植えてあったことを思い出し . . . 本文を読む
ヤブミョウガは食用になるミョウガの仲間ではなくツユクサの仲間です。
同じころに花を咲かせる薬味に使うショウガに葉が似ています。林下や藪に生えるためヤブミョウガの名がついています。
どちらかと言うとミョウガが属するショウガ科の花に似ていますが、ツユクサ科ヤブミョウガ属の植物でミョウガとは全くの別種です。
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アザミ
2018-07-10 | 自然
アザミはキク科アザミ属及びそれに類する植物の総称で、標準和名を単にアザミとする種はありません。
スコットランドではその棘によって外敵から国土を守るとされ国花となっています。
世界には250種以上あり、日本でも100種以上あると言われています。種間の雑種があるので分類が難しい植物の様です。
このアザミも何アザミかは判別がつきません。棘が痛いです。
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日本では1年を24等分しその節目節目に名前が付けられていて「二十四節季」と呼ばれています。春分、夏至、秋分、冬至などがこれに該当します。
またそれとは別により季節の移り変わりを表示する言葉もあり「雑節」と呼ばれ、節分や八十八夜などがこれに該当します。
「半夏生」はその雑節の一つで梅雨の終わりころの時期をさす言葉です。今年の半夏生は7月2日(月)でした。
昔の半夏生は夏至から数 . . . 本文を読む
盛夏から初秋にかけてミズヒキ,キンミズヒキと呼ばれる目出度い名前を持った花が咲きます。
名前の由来はミズヒキの方が基で、小さな花の下側が白く上側が赤の細長い花穂の形から冠婚時の慶事に用いられる水引(みずひき)に例えられて名づけられました。キンミズヒキは、このミズヒキに花の付き方や花穂の全体像が似ていて花の色が黄金色をしていることからキンミズヒキになったと言われています。
ミズヒ . . . 本文を読む