誓いのワイン

　2005年の結婚式に皆で飲んだワインが、Sylvain Fadatが手掛ける、Domaine d’Aupilhac　Coteaux-du-Languedoc でした。以前からこのドメーヌが好きで、結婚式には是非これを！と用意したのを覚えてます。
Lou Maset" - AOC Côteaux du Languedoc Montpeyroux
　Grenache 40% - Cinsault 40% - Carignan 10% - Syrah 5% - Alicante Boucher 5%グルナッシュとサンソーの魅力をよく表現できる、白亜質の砂利の土壌で、大樽で6ヶ月熟成されます。

　あの結婚式は、、注ぎ込めるお金があまりなく、、確か？総額で900ユーロくらいだったようなドレスはノアイユ近くにあるパーティー衣装専門の店で、ボルドー色のシンプルなドレスを90ユーロで買い、美容室に40ユーロ、爪とメークで50ユーロくらいだったかな旦那のスーツは卸値で買えるというお店で260ユーロくらいで、指輪はユダヤ人経営のお店170ユーロくらいで購入したのを覚えてますね・・。うわぁーー・・すんごい質素勿論式は市役所で行うので無料その後のパーティー会場も・・・・なんと友人が勤めるレストランオーナーさんが無料でレストランを貸してくれたんですよ・・料理、ケーキも友人が作ってくれて、、ピザ職人の知人がピザを焼いてくれたり・・と沢山の人のおかげで成り立ったありがたい式でした。人の繋がりと優しさをこれでもかぁーーーーと感じた4年前の10月1日でした。

　昨年の結婚記念日に頂いたワインは・・ここのドメーヌのキュべ違い
Les Cocalières" - AOC Côteaux du Languedoc Montpeyroux
　ちなみに昨年のブログではこんな風に書いてますねぇ・・

　
　シラー40％、ムールヴェードル30％、グルナッシュ30％の構成です。カカオ、イチジクのコンポート、エピス・・そしてプロヴァンスのハーブ、タイムやルーマランの香りを少し感じ、、なんだか嬉しくなりました。そう、どっしりと腰が据わっていて・・ふくやかな南仏の女性のイメージです。ちょうど2005年は私達が結婚した年で、そうパーティーの時はここのドメーヌのワインを皆で飲んだのを覚えてます。（キュべは違いますが）また来年、、そして再来年。2005年ヴィンテージを飲みながら、結婚式の思い出や、自分達のことを見つめ直す時間を持てたらいいですね


　・・・・・ほほぉ・・2008年の私はこんな風に書いてたのね。記録って面白い
　人にはそれぞれ思い入れのある特別なワインがあって、、私にとってここのワインは、誓いをたてた日に頂いたかけがいのないワインです。本日の10月1日もこちらのワインを飲みながら、自分達のことを見つめ直す時間を持ちたいと思います。

思い出はワイン色ー。クリック