80ばあちゃんの戯言(2)

聞いてほしくて(つづき)

バス

2015-10-22 10:05:47 | 最近の出来事

横浜では敬老特別乗車証と言う券があり、70歳になり、希望すれば、

毎年いくばくかのお金を払うと、もう一年使える券が交付される。

支払う金額は税金の額によるもので、私などでは、微々たる物だが、

地下鉄(ブルーラインと、グリーンライン)と、市内を走るバス全般

が一日何回乗っても無料だし、小銭を用意しておく手間も要らないので、

本当に助かっていて、お蔭で元気でいられると思って有難がっている

人も多い。

先日バスに乗っていたら、大分お年を召された方が乗ってこられて、

いくら払ったらいいかでお耳が遠いのか、運転手さんとのやり取りで、

時間がかかっていた。私の隣に坐られたが、坐るなり、

“横浜市は経済的に大変なので、無料パスがなくなってしまったのよ”

とのたまわった。

“いえ、いえ、そんなことはありませんよ“と言って、私のをお見せ

したが、

”いつも、私は娘の車に乗っていますから。”というご返事。


ところで、そのバスにも新旧いろいろ、また、会社によってもさまざま

な形があり、乗り口の高さがバス停の高さと同じ位の高さで、トテモ

乗り降りしやすいものがあるかと思えば、二段の階段があり、其れも

一段一段が高めで、乗りにくいバスもある。


又、運転手さんのバスの止め方にもいろいろである。

男性にもいらっしゃるが、女性の運転手さんでトテモ上手に老人に

優しい止め方をしてくれる方がある。

殆ど、一センチの間もないくらいにバス停の路肩に沿ってスーッと

止めてくれるので、足を大股に広げないでも乗れるし、降りるとき

にもとても楽なのである。

ところが、人によっては、全く、何処に止めたっていいではないかと

言わんばかりの運転手さんもあり、距離が微妙で、バス停の路肩に

降りる前に、下に降りてから、路肩へ一歩上がると言う形になり、

バスのドアが開いた途端に、路肩までいけるのか、下へいったん

降りて、路肩へ上がるのかと考えて、失敗して足を痛めてしまわないか

と怖いと思うことがある。

バスの乗車口が二段の車では間が離れていると、路肩の高さの分だけ

余計に高くなると言うわけで、乗るのに一苦労する。

場合によっては、両手に力をこめて自分で自分の体を引っ張り上げないと

乗れないくらいのこともある。

大抵、私は、いろいろとリュックの中に入れているので、重たい荷物と、

重たい体重を持ち上げなければならないわけだから、そんなときには

この私も体重を落としておかないといけないなあと多少の反省はする

のだが、その気持ちは中々持続不可能で、一ヶ月、毎日体重計に乗って、

やっと1kg減らせて、やれやれと思っていると、あっという間に元の

木阿弥になってしまって、体重を減らすことの大変さを実感すると言う

具合。目下、足の筋肉を鍛えるか、体重を減らすか悩んでいるところ(笑い)