*平成の大併合
2000年に抜本的な地方分権改革が行われたと同時に、介護保険制度がスタートしました。この制度は市町村に大きな財政負担をかけるもので、市町村長からは、とても単独で担っていくのは難しいという声が出ています。その負担に耐えるための規模も必要ですし、また合併すると、最終的には議員の数も減らせるなど、様々な役所の経費も減るということです。行政には各分野ごとに、一定の標準的な単位が決定されています。例えば消防本部の管轄人口も、かっては人口10万人が標準だったのですが、現在は人口30万が基準単位となっています。また平成の大併合で村の数は568から197に激減し、逆に市は670から779に増えました。これに東京23区を加えた・都市・に住んでいる人は全人口の89%に達し、21世紀は都市の時代といわれている根拠のひとつになっています。市町村数が日本で一番少ない県は富山県で15、一番多いところは北海道で180です。 つづく
2000年に抜本的な地方分権改革が行われたと同時に、介護保険制度がスタートしました。この制度は市町村に大きな財政負担をかけるもので、市町村長からは、とても単独で担っていくのは難しいという声が出ています。その負担に耐えるための規模も必要ですし、また合併すると、最終的には議員の数も減らせるなど、様々な役所の経費も減るということです。行政には各分野ごとに、一定の標準的な単位が決定されています。例えば消防本部の管轄人口も、かっては人口10万人が標準だったのですが、現在は人口30万が基準単位となっています。また平成の大併合で村の数は568から197に激減し、逆に市は670から779に増えました。これに東京23区を加えた・都市・に住んでいる人は全人口の89%に達し、21世紀は都市の時代といわれている根拠のひとつになっています。市町村数が日本で一番少ない県は富山県で15、一番多いところは北海道で180です。 つづく