*合併で残る村、消える村
今回の併合で、村のない県はこれまで兵庫と香川の2県だったのが、一気に13県に増えました。さびしいことですが、それでもガンとして頑張っているのが長野県です。歴史的な経緯もありますがまだ37の村が残っています。
四国では、愛媛県で非常に併合が進み、松山市が50万都市となって四国で一番大きな都市となりました。
地方ではこのようなかたちで集中と衰退が起こっています。
そんななかで頑張っている自治体もあって、福島県の矢祭町は2001年に併合をしない宣言をし、きめこまかな行政をしたいといっています。
全国で最小の町は山梨県の早川町で、人口が1625人ですが、この町も住民アンケートによって併合拒否をいたしました。
同町は品川区との交流がさかんで、品川区となら併合をしてもいいと意見もあったそうでうが、品川区からはやんわりと断られたと言う話です。
白川村は住民投票の結果、圧倒的な大差で高山市との併合を拒否しました。
こういった村々が、第六回の全国小さくても輝く自治体フォーラムというイベントを開いて、顔のみえる小規模の自治体がいい、という宣言をしています。 つづく