[政治]首相、海賊対処の海自視察「誇りに思う」 “地球儀外交”アフリカでも+(1/2ページ)(2013.8.27 23:55)
首相、海賊対処の海自視察「誇りに思う」 “地球儀外交”アフリカでも
2013.8.27 23:55 (1/2ページ)
中東・アフリカ4カ国歴訪中の安倍晋三首相は27日昼(日本時間同日午後)、日本の首相として初めてアフリカ東部ジブチを訪れ、ソマリア沖アデン湾で海賊対処にあたる海上自衛隊部隊の拠点を視察した。海自は海賊対処で活動を拡大させ、ジブチに置く自衛隊史上初の海外拠点を基軸にアフリカでの情報収集も強化。地球儀を俯(ふ)瞰(かん)する安倍外交はアフリカでも加速させる。(ジブチ 峯匡孝)
「(ソマリア沖で)海域の安全を守ることは日本にとって死活的に重要で、国際社会の平和と安定、繁栄に不可欠だ」
首相は海賊対処部隊の拠点で隊員約100人に訓示した。平成21年3月の任務開始以来、部隊が護衛した船舶に海賊被害が出ていないことに、「国際社会からも高く評価されている。心から誇りに思う」と賛辞を惜しまなかった。
アデン湾は、欧州から地中海、スエズ運河、紅海を経てインド洋につながるシーレーン(海上交通路)の要衝で、年間2万隻が航行する船舶のうち1割は日本船籍や日本企業が運航する船舶だ。
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