大統領選をめぐる政局が本格化した韓国に1月中旬、国連前事務総長の潘基文氏(パン・ギムン、72)がやる気満々で帰国する。すでに与党は非朴派が離党して分裂、1月末に新党を正式に結成、潘氏の擁立を目指す。年末の世論調査では次期大統領への“支持率”トップに潘氏、次点に野党前代表の文在寅氏(ムン・ジェイン、63)、3位に「韓国のトランプ」の異名を取る李在明・城南市長(イ・ジェミョン、52)、4位に野党「国民の党」前代表の安哲秀氏(アン・チョルス、54)がつけているが、誰が当選しても「朴槿恵政権の否定」が政治の“正当性”を担うことになりそうで、日韓関係の悪化が懸念されている
中国国営新華社通信によると、中国海軍の梁陽報道官は10日、海軍航空隊が9日、日本海で、海上に展開する艦艇との共同訓練を実施したことを明らかにした
安倍晋三首相が今年最初の外遊先に選んだのがフィリピンだった。ドゥテルテ比大統領との首脳会談はこの半年で既に3度目。特に今回は外国首脳として初めてドゥテルテ氏の地元・南部ミンダナオ島ダバオを訪問し、ドゥテルテ氏も温かく迎えるなど両首脳の緊密さが際だった、首相は13日朝、昭恵夫人を伴ってダバオ市内のドゥテルテ氏の私邸を訪問し、ドゥテルテ氏らともち米を使ったフィリピンの菓子などに舌鼓を打ちながら歓談した
ドゥテルテ氏は前日の12日、マニラで開いた晩餐会で「日本は兄弟よりも近い友人。日本は他には類を見ない友人ということだ」と挨拶した。この発言通り、ドゥテルテ氏は13日、首相を自身の寝室にも案内したほどだった
個人的な関係を強化したいとの首相の思いに呼応するように、フィリピン側も生存が約800羽とされる国鳥「フィリピンワシ」への命名式を用意。首相は両国の交流の象徴として「Sakura(桜)」と名付けた