栗原で、じっくりと育てられ、協力しあって色々な工夫を加えられている物がある。
紅くて、町の夢を広げるような名前の「夢風船」だ。
「夢風船」は、ケーキ屋の「パレット」にもある。
この店は、国道4号線を、栗原市役所前の交差点で、東方向の道に入るとあった。
手を加えられ、さらなる魅力を身につけた「夢風船」が目に入る。
みずみずしく、甘酸っぱいゼリーだ。中に、「夢風船」が丸ごと入っている。
ところで、この「夢風船」とは何であるか。
実は、真っ赤な高糖度トマトなのである。
宮城の県北には、鹿島台のデリシャストマトの他に、もう一つ高糖度のトマトが存在する。
それがこの、栗原市一迫産の「夢風船」だ。
一迫は、岩手宮城内陸地震で被害が大きかった花山の隣町。やはり、いくつかの被害があった。
それから1ヶ月。
自宅に帰れないため仮設住宅に移り、不安の中で町の再生を目指して踏ん張っている方々がいる。
栗原は、農業や観光での地場産業が主な収入源。
だが、被災して厳しい情況となっており、何か少しでも協力できたらと、産物を買いに行ってきた。
夢風船トマトの、生の旬は6月までだ。
ただし、その後も栗原の菓子として、「パレット」のゼリーや、「愛す村」のアイスクリームで、「夢風船」の旨味をいくつか味わえる。
被災から立ち直ろうとする栗原。
その産物に触れ、その品を買い、地場産業の再興につながるよう願う。
追記: 現在、仙台駅地下の「仙台みやげ舘」でも、栗原のパレットの品が「畑のスウィーツ」として販売されています。
夢風船の他、デリシャストマトや栗原りんごなど、栗原の農産物を生かした菓子やジャムがあります。
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